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短期国債入札で初のマイナス金利
『 財務省が23日実施した短期国債の入札で、平均落札利回りが初めてマイナスとなった。政府が利子を支払わずに国債を発行できる異例の事態だ。発行金利はマイナス0.0037%で、政府はこの分だけお金を受け取って借金することになる。

 日銀が市場で国債を大量に買っており、市場に流通する国債は極端に減っている。金融機関は担保などに必要な短期国債を確保できなくなっており、買いが殺到した。

東雲
 巷では、増税を回避すると市場が政府に財政健全化の意志
がないと判断して、国債の信任が失われるというデマが吹聴さ
れているとの事ですが・・・



 一方で国債入札で初のマイナス金利!っていうニュース
が話題に
なってますよね。これって国債が大人気ってこと
ですよね。
やよい


東雲
 そうです。金融機関はお金を政府に貸しても逆に利息を
政府に払わなければならないとしても国債を買いたがって
いるのです。
国債の信任が失われる?なにそれ?って感じですね。



  でも、損をするのになんでマイナス金利の
 国債を買うんでしょうか?  
やよい


東雲
 理由はいくつかありますが、金融機関はある程度流動性の
高い、換金性のある金融資産を保有しておく必要があるからです。
国債は換金性が高いので、それを担保に他の金融機関や日銀
からお金を借りることが可能になる。だからマイナス金利でも
無駄にはなりません。




  なるほど~。
 でも、なぜ最近急に国債金利が下がってしまった
 んでしょう?  
やよい


東雲
 一つは日銀の量的緩和が継続され続けているので、国債が
品薄の状態になっていること。
もう一つは消費税増税によって景気が失速し、民間の資金需要
が減ってしまったため、金融機関は仕方なく国債を買うしかなく
なっているからです。



東雲
 要は市場に投資したリスクを考えると、マイナス金利でも国債
を買った方がお得だと金融機関が判断しているということです。



 増税で景気が悪くなったので、市場に投資すると危ない。だから
国債を買おうというわけですね。
・・・でも、それだと現金で持っていた方が良くないですか?
やよい



東雲
 マイナス金利の国債を買ったとしても必ずしも損失が出る
とは限らないんです。日銀は今後も量的緩和を継続する方針
を緩めていませんので、後々日銀が高値で買い取ってくれる
可能性があるためです。



  なるほどそういうことですか。  
やよい


東雲
 しかし、あれですね・・・マイナス金利でも買われる
日本国債が増税を延期したぐらいで売り込まれるもの
なんでしょうか
ねぇ。




 全くです! 
増税を見送ったら国債暴落って言ってた財務省、エコノミスト
の皆さん息してますか~~~?
やよい



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