2014年11月14日09時44分
建設中の大間原発(青森県大間町)について、Jパワー(電源開発)が原子力規制委員会に年内に審査を申請する方針を表明した。同社から13日、安全対策の説明を受けた道や函館市は「遺憾」「疑問を感じる」と、そろって批判した。
道庁にはJパワーの江藤修治・常務執行役員らが訪れた。基準地震動や基準津波の最高水位を引き上げたほか、自主対策として防潮堤を設置することなどを説明し、2021年度の運転開始を目指して規制委に審査を申請する考えを示した。道の加藤聡・危機管理監は「審査を申請するのは大変遺憾と言わざるを得ない。より慎重な対応をお願いしたい」と答えた…