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 15日午前5時50分ごろ、横浜市港北区の東海道新幹線の新横浜駅から「人が新幹線の車両の上に乗って、感電した」と119番通報があった。横浜市消防局によると、男性1人が救助され救急搬送された。港北署によると、男性は20代とみられ、意識はあるという。事故のあった新幹線は午前6時発の広島行きでJR東海の車掌が車両によじ登る男性を目撃したという。

 数百メートル離れた住宅街で新聞を配っていた男性(57)は「新横浜駅の方角からバンという爆発の音が聞こえ、閃光(せんこう)も同時に見えた。一瞬のことだったが、ガスが爆発したのかと思った」と話した。

 JR東海によると、この影響で、品川―小田原間の同新幹線の運転を始発から午前7時すぎまで見合わせた。