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高校生の内定率 リーマンショック前上回る
11月14日 15時35分

来年の春に卒業する高校生の就職内定率はことし9月末の時点で54%で、リーマンショック前を上回る高い水準となりました。

厚生労働省によりますと、来年3月に卒業予定で就職を希望している全国の高校生17万6000人余りのうち、9月末の時点で就職が決まっているのはおよそ9万6000人で、就職内定率は54.4%でした。
これは去年の同じ時期と比べて8.8ポイントの改善で、リーマンショックで雇用情勢が悪化する前の平成20年を上回り、この時期としては平成9年以来、17年ぶりの高い水準です。
都道府県別で内定率が最も高いのは、福井で73.1%、次いで石川が71.9%、富山が71.5%と北陸が上位を占めました。
一方、低かったのは、沖縄が15.5%、北海道が31.6%、熊本が43.1%でした。
厚生労働省は「去年までは落ち込んでいた一部の製造業を含めほぼすべての産業で求人が増えたことに加え、リーマンショック後に採用を控えていた中小企業でも採用意欲が高まった結果だ」と分析しています。

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