【11月14日 AFP】米疾病対策センター(US Centers for Disease Control and PreventionCDC)は13日、米国の高校生の5人中1人以上は喫煙者で、疾病や早死にの危険があると警鐘を鳴らした。

 CDCによると、米国の未成年者の喫煙率は23%で、成人の喫煙率18.1%よりも高いという。

 CDCの喫煙と健康課(Office on Smoking and Health)のティム・マカフィー(Tim McAfee)氏は、「喫煙者の10人中9人は、18歳までに初めてのたばこを吸っている」と語った。

 米国では喫煙が原因で、年間死者数の5分の1にあたる48万人以上が死亡している。

 CDCの「週刊疾病率死亡率報告(Morbidity and Mortality Weekly ReportMMWR)」によると、たばこ製品を使用する10代の若者の90%以上が、巻きたばこや葉巻、水たばこ、パイプなどを吸っている。

 また、およそ4.5%は、この1か月の間に電子たばこを吸ったと回答している。

 全高校生の半分近くにあたる46%は、生まれてから少なくとも1度はたばこ製品を使用したことがあると回答している。葉巻と巻きたばこが、最も一般的に使用されている。(c)AFP