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 大阪市は、橋下徹市長と「在日特権を許さない市民の会」(在特会)会長の面談の様子を撮影した動画をホームページに掲載しないことを決めた。やりとりの中で差別を助長するような表現が含まれていたことや、橋下氏の言葉遣いや態度への批判が殺到したことを考慮したという。

 面談は10月20日に行われ、市は同月中にHPに掲載する予定で動画を撮影していた。面談は「うるせえ」「おまえ」といった怒号が飛び交い、終了直後から市に意見が殺到。メールや電話は計約1600件に及び、大半が橋下氏に批判的だったとしている。