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群馬大学病院で同医師の腹腔鏡肝臓手術で、8人が4カ月未満に死亡

フジテレビ系(FNN) 11月14日(金)13時44分配信

群馬県の群馬大学病院で、過去4年間に行われた同じ医師による腹腔(ふくくう)鏡を使った肝臓手術を受けた患者92人のうち、少なくとも8人が、術後4カ月未満で死亡していたことがわかった。
群馬大学病院は、会見で「心より深くおわび申し上げたいと思います。大変申し訳ございませんでした」と述べた。
群馬大学病院などによると、2010年12月から2014年6月の間に、消化器外科の同じ医師による腹腔鏡を使った肝臓手術を受けた患者92人のうち、60代から80代の男女、少なくとも8人が、術後数週間から4カ月未満に死亡したという。
手術と死亡の因果関係は、現時点ではわかっていない。
腹腔鏡を使った肝臓手術では、有効性や安全性が確認されていない保険適用外の手術方法があり、厚労省は、どのような手術が行われたか、くわしく事情を聴く方針。
病院側は、手術前の評価が不十分であったことを問題点として認識しているとしたうえで、8月末から調査委員会を立ち上げ、調査しているとした。

最終更新:11月14日(金)13時44分

Fuji News Network

 

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