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「アベノミクスは失敗」の批判当たらず11月14日 13時48分
菅官房長官は閣議のあとの記者会見で、野党側から「衆議院の解散を前提に消費税率の引き上げを先送りすることはアベノミクスの失敗だ」という批判が出ていることについて、安倍政権の政策で経済は回復基調にあり、批判は当たらないという認識を示しました。
この中で菅官房長官は、記者団が「野党側には、衆議院の解散を前提に消費税率の引き上げを先送りするのはアベノミクスの失敗だという論調があるが」と質問したのに対し、「私たちが政権の座について1年と11か月だが、すべて結果が証明している。アベノミクスの『3本の矢』を放つことで、わが国の経済は回復基調にあることは事実だ。国民の皆さんは、しっかりと理解している」と述べました。
そのうえで、菅官房長官は、消費税率の引き上げを先送りする場合の対応に関連して、「仮定のことについて私の立場で申し上げることは控えたい。ただ、基本方針はデフレ脱却と日本経済再生が最優先のなかで、財政再建と両方をきちんとやっていく、まさに『二兎(にと)を追う政権』だということであり、無責任な政権ではない」と述べました。