岐阜県警多治見署は14日、駐在所に送ろうとした捜査資料を同署管内の多治見、土岐、瑞浪の3市役所やバス会社、コンビニ店、報道機関など82か所に誤ってファクス送信した、と発表した。

 資料には、複数の暴力団関係者の個人情報が記載されており、同署は資料を回収し、原因を調べている。

 誤送信があったのは14日午前11時頃。同署刑事課の捜査員が誤った宛先を選んだ可能性があるという。村上弘志副署長は「再発防止に努める」とコメントした。