未年となる2015年の年賀はがき「無地・インクジェット紙」にデザインされているひつじに、12年越しの壮大なストーリーがあったことが判明してネット上で話題になっています。
2003年の年賀状はひつじがせっせと何かの編み物をしているというデザインでした。そして干支がひと回りした2015年は、ひつじがマフラーを巻いて編み終わった棒針を手に持っているというデザイン。12年前のあの編み物、ちゃんと編みあがってたんだ!
12年をかけて年賀はがきでひとつの物語を描いてしまうなんとも粋な演出。デザインを担当した星山理佳さんによると、12年前から「12年後にできたらいいな」と思っていたそう。ただし、切手やはがきのデザインは仕事全体のバランスなどを考慮して決められており、必ずしも同じデザイナーが担当するとは限りません。今年のデザイン担当が12年前と同じ星山さんだったからこそ実現したことで、こんなところにも12年間のさまざまなドラマを感じることができるデザインとなっています。
(たろちん)
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