Unity 4.5で3Dゲームを作るまでのいろいろな処理を解説する本連載。前回の「Unityで3Dモデルや色、テクスチャのマテリアルを作成、変更、保存する基本&空の背景の作り方」は、色、テクスチャ、画像、アセットで「物の見え方」を決める「Material」「Camera」「Scale」「Directional Light」「Rotation」を設定/変更する方法や、「Skybox」で空(そら)の背景アセットを作成し保存する方法を紹介した。
前回はマテリアルに適用するテクスチャとしてローカルにある画像を指定したが、今回は、Asset Storeで配布されている無料のテクスチャをダウンロードしてマテリアルに適用する方法を紹介する。また、併せてAsset Storeにある人物の3Dモデルとして、ライセンスに同意すれば無料で使える「ユニティちゃん」をダウンロードし、Sceneに配置する方法も紹介する。
Asset Storeとは、Unityのゲームで利用できる、さまざまな部品(アセット)が配布/販売されているオンラインストアだ。無料から有料までたくさんのアセットが登録されている。
Asset StoreにアクセスするにはUnityメニューの「Window」→「Asset Store」と選択する(図1)。
Asset Storeが表示される(図2)。
Asset Storeを利用するには、アカウントを用意しなければならない。アカウントを登録してログインすると、Asset Storeの利用が可能になる。しかし、読者の皆さんはすでにアカウントの登録はUnityをインストールした時点で済んでいるはずだ。まだの方は連載第1回の「誰でもできる! Unity 4.5無料版のインストール手順」を参照してほしい。そのアカウントでAsset Storeにログインすればいい。
図2の右隅上にある「Log In」をクリックする。すると図3のように「Asset Store Log In」画面が表示されるので、前述の「誰でもできる! Unity 4.5無料版のインストール手順」で登録しておいたメールアドレスとパスワードを入力すればいい。
入力後「Log In」ボタンをクリックするだけだ(図4)。
すると、図5のようにAsset Storeの右隅上にログインした相手の氏名が表示される。
有料のアセットを購入する場合には、新たに情報を登録する必要がある。図5の右端に表示されている、ユーザー名の横の「▼」をクリックする。すると、「My Account」と表示されるので、これをクリックする。すると、図6のような画面が表示される。
例えば「Billing Address」の下の空欄をクリックすると、図7のように「Address Information Required」の画面が表示され、情報の入力を要求されるが、今回は有料のアセットは使用しないため、この部分の詳細な解説は省略する。
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