【11月4日 JPN】国政に出馬する候補者に愛国度テストを義務付け、結果を公表する──リトアニアの国会で「愛国度テスト法」が可決された。
リトアニア共和国の一院制議会・セイマスは、6日、真の愛国的な候補者を調査し、国民に公表する「愛国度テスト法」を全会一致で可決した。
「テストは過去の言動や政治活動、国の歴史に対する正しい認識など25項目からなる。テストを拒否すれば出馬は許可されない。結果を国民に公表することでより良い候補者を議員にすることが出来る。」と法案を提出したヴィータウタス議員は説明する。
バルト三国の一つであるリトアニアは、1991年の独立以来、議員による他国への利益供与が相次いでいた。