前橋市の明和学園短期大学の震災ボランティア研究部がこんにゃくや豆腐を合い挽(び)き肉に混ぜて作る「こんにゃくバーガー」を、15、16日に同短大で開かれる学園祭「橘祭」で販売する。収益は、東日本大震災で被災した福島の子どもたちの支援活動に充てる。

 このバーガーは、二瓶あかねさん(18)ら栄養専攻の学生らが考案し、12日、ハンバーグを準備した。刻んだこんにゃくやタマネギ、豆腐を炒めて水分を飛ばし、合い挽き肉やパン粉と混ぜたものを冷凍し、販売当日にオーブンで焼く。

 ハンバーグは普通のものと変わらない食感だといい、タマネギと煮込んだ特製トマトソースとレタスとともにパンに挟む。ヘルシーで食べやすいようにと小さめサイズにした。当日は福島から取り寄せた玉こんにゃくも販売する。