(円香)あっ吉成さん総務部倉庫行ってくれる?部長がお呼びよ。
・
(西村)吉成ちなみさん。
(西村)あまり派手に動かない方がよいと思うのですが。
(ちなみ)あっ!あっ…。
うん。
・
(ドアの開く音)
(円香)あら?失礼。
お取り込み中でした?
(西村)お前…。
(円香)吉成さん交代の時間ですのでよろしく。
(ちなみ)はい。
(西村)知りませんよ?あなた裏切ったってことですから。
裏切った?私はあなたに吉成さんを倉庫に呼び出すよう言われただけ。
吉成さん早く仕事行ってくれる?はい。
(円香)あんまりはしたないことをしない方がよろしいかと。
あなたただじゃ済まないと思いますよ。
(円香)ごめんなさい。
あなたをおとしめようと思ったんだけど…。
どうして止めたんですか?どうしてだろう。
分かんない。
あなた受付じゃなくなった。
えっ?・
(千冬)廣木さんどういうことですか?この人事異動。
(凪子)パタンナーの3人以外全員異動だなんて…フフちょっとワイルド過ぎちゃうんじゃないですか?
(リカ)取りあえず今の感じだとあなた方余っちゃうでしょ?TATSUKOYANOでは。
(千冬)いいんですか?こんなことして。
(千冬)《驚きました。
最大手ファストファッションブランドのメーンモデルとしてデビューしたYURINAのこと》《あなたの実の娘だったなんて》個人的な要望は異動後に聞きます。
(千冬)そうですか。
分かりました。
(華)お疲れさまです。
あの…。
(美咲)あっ…そろそろエントランスまでERENAさん迎えに行ってもらえます?
(凪子)えっ?えっ私?凪子?
(美咲)はい凪子さん。
お願いします。
アシスタントですから。
(美咲)早く行ってください。
はい。
(凪子の舌打ち)
(高木)誰かデザイン描ける人いる?
(さくら)あっ!はい。
(高木)じゃあ描いてくれる?
(さくら)はい。
私はTATSUKOYANOのプレスをして…。
(高木)じゃあ君もアシスタントしてくれる?アシスタント…。
(高木)うん。
あの…私は?あっ取りあえずカフェ行ってラテテークアウトしてきて。
ぱしり?ハァ…。
ナミ絵さんいなくてよかった。
フフ。
ERENAさん入られます!
(4人)お疲れさまです!
(女性)飲み物用意してもらってます?お願いします。
(華)どうぞ。
(美咲)早く拭く物持ってきて!
(ERENA)あ〜ごめんなさ〜い。
手が滑っちゃって〜。
私ホットしか飲まないんで。
体冷やすとお肌にも悪いから〜ってずっと言ってませんでしたっけ?ラテっていったらホットですよね。
(華)すいません。
(高木)あの…。
まだ何も分からない新人で…。
すぐ用意します。
あっ…早く早く。
先輩ダッシュでお願いします。
私?
(美咲)向井山華さんの元上司だったんでしょ?
(千冬)はい。
ミスに応じた2杯目なんで自腹でお願いします。
(充)しかし思い切った人事異動ですね。
(リカ)TATSUKOYANOの社員はもはやNGSホールディングスの社員。
私も会社全体のことを考えたまでです。
何か違う意図があるのかと思ったものですから。
(充)ライオンの親が子供を崖から突き落とす的な教育的観点かと。
(蘭子)まあええやないの。
リカさんに任せとるんやから。
あんじょうようやってもうけてもらえば。
ねっ?リカさん。
(リカ)はい。
瀧川CEOお車がそろそろ。
(蘭子)吉成ちなみさんには優秀な秘書として働いてもらってますわ。
(リカ)TATSUKOYANOから新しいラインを発表しようと思っています。
(蘭子)新しいライン?デザイナーとプレスを飛ばしたのにですか?むしろそのために人事異動を行いました。
瀧川CEOお急ぎになった方がよろしいかと。
ほな。
教育的観点…。
(リカ)吉成さん。
あなたを学級委員長に任命します。
(さくら)よし…。
失礼します。
デザインができました。
お願いします。
これでいいんじゃない?
(女性)あっカワイイ!
(高木)素晴らしいですね!
(美咲)すてきです。
あっ。
あなたの服もあれみたいに七分にしたらかわいくなるんじゃない?
(さくら)ちょっと…ちょっと!どう?かわいくない?
(高木)いいですねこのピンクがね。
いやホントに。
あっこの袖が七分になるところがいいですね〜!
(女性)カワイイ!
(高木)素晴らしい!ホントに素晴らしい。
(ERENA)あれ〜?ちなみさんじゃないですか。
どうしたんですか?
(蘭子)あらERENA。
(ERENA)あっ蘭子さ〜ん!フフフ。
(蘭子)彼女私の秘書なのよ。
(ERENA)えっ秘書?そうなんですか?知らなかった〜。
ご活躍ですね。
自身のファッションブランドなんて。
しかも売れてるみたいで。
やだ…恥ずかしい。
(充)ううん。
恥ずかしがることないですよ。
おかげさまで売り上げは順調です。
すごいですね。
クリエーターとしての才能もあったなんて。
『FIRSTCLASS』編集部時代に発掘できなくて申し訳ありません。
(蘭子)さあ行きましょう。
(薫)廣木さんも非情…ていうか冷酷だわ。
(吹雪)しかもみ〜んな今までしたことないような仕事でしょ?
(久志)何か意味あるんすかね?教育的観点。
(久志)教育的観点?
(薫)でもさくらはデザインやらせてもらってんでしょ?
(吹雪)でもモデルのERENAがプロデュースしてるブランドでしょ?間宮充の肝いりでスタートしたやつ。
でもさくらさんってデザイナーで独り立ちしたことないっすよね?
(薫)千冬さん凪子さん華は同じ部署で下働き。
ナミ絵はカスタマーセンターで苦情係。
みんなわざわざ一番やりたくない所に異動させられてる。
ERENAプロデュースなんて名義貸しみたいなもの。
さくらさんの仕事はいわゆるゴーストデザイナー。
(吹雪)みんな真面目に仕事してればよかったのにね。
そっか…。
それか。
廣木さんは「TATSUKOYANOの新しいラインを立ち上げる」と言ったんです。
そのためには必ずデザイナープレスのメンバーが必要。
でも今のままだと使えない。
だからいったん外に出した。
でもそう簡単にいくか?それをうまくまとめられるかが私たちの課題だと思います。
久志君早速仕事があるんだ。
私の予想が正しければ。
・
(隆太郎)お疲れさまです!忘れ物しちゃって。
(隆太郎)あっ…。
じゃあママとディナーなんで。
頑張れよ少年!
(一同)お疲れさまです。
うち残業代出ないからねっ?そんな頑張っても…。
いい?じゃ!久ちゃん見っけ。
フフ。
久ちゃんさ何かさ吉成さんと大ちゃんと3人で仲良しさんしてたじゃない?最近。
私寂しかったの。
だからさ何してたか教えてちょんまげ。
別に…。
(凪子)蘭子さんと鏑木のおじいちゃんのことだよね?
(久志)《NGSホールディングスは佐野に闇献金をして鏑木さんは佐野を支援するようファッション業界に働き掛けている》《いかにも蘭子さんが考えそうっすよね》何かあっても言うわけないでしょ。
あれ?フフ…いいんだっけ?今結構厳しいんだってよ。
危険ドラッグとかって。
そんなもんもうやってないっすよ。
あ〜もうそんなのどっちでもいいの。
やってなくてもやってることにしちゃうから。
フフ…簡単簡単。
面白え。
ハハハ。
はい。
(久志)ちなみさんの予想どおりです。
凪子さんに脅されました。
分かった。
どうですか?
(男性)相手が何といっても超一流企業の家系ですからね。
(男性)話題にはなるんじゃないんですか?
(男性)こんな感じで。
(華・千冬)お疲れさまです。
(リカ)お疲れさま。
どうしても暴露したいのね。
(千冬)いえいえ。
できればそんなことしたくないんですけど…。
ねえ?華ちゃん。
(華)ですよね千冬さん。
(リカ)私は何を言われても構わないけど娘は何も知らないの。
あの子巻き込んでほしくない。
だったらそれなりのことしてもらわないと。
(ナミ絵)妹よ。
(レミ絵)何でしょうお姉さま。
(ナミ絵)自分が悪くもないのに謝ることができる人種を新発見した。
(レミ絵)何と!ていうかお姉さまカスタマーセンターとはそういう部署ですから。
ていうかもうお辞めになったらどうですか?そっ…そこまでしてTATSUKOYANOにいなくてもいいんじゃないですか?ていうかもうデザイナーでもないんですから。
(レミ絵)ア〜ウ!フフ。
(ナミ絵)まあすてき。
まずはどこがいい?下唇かな?左眉…耳たぶでもいいね。
両鼻の穴でもいい。
(レミ絵)申し訳ございませんでした!
(ナミ絵)われら川島軍がこのような煮え湯を飲まされたまま戦を止めるわけにはいかぬ。
でどうするおつもりですか?私が殿でお前が軍師官兵衛。
策はお前が考えよ。
御意。
ところでお姉さまお姉さまもクレーム処理するときは謝るんですよね?えっ私も謝るの?
(レミ絵)そういう部署ですから。
妹よお前も謝ることがあるの?ノー!・
(社員)川島さん。
(ナミ絵)はい。
まず電話取りません?あら私もですか?当たり前でしょ!困ったな。
あっ…今日仕事終わったらTATSUKOYANOのオフィスに集まってもらいたいって連絡がありましたよ。
皆さん呼び出されたんですか?
(リカ)2週間後にパリミラノロンドンニューヨークのバイヤーにあなた方が作ったコレクションをプレゼンしてもらいます。
で彼らの中で買い付ける人間がいたら…。
あなた方を全員ここに戻してあげます。
(リカ)TATSUKOYANOのニューラインTATSUKOYANOJAPANのスタッフとして。
ちなみにラインのコンセプトはメード・イン・ジャパン。
で1つだけ条件があります。
私と佐丹野さん以外のここにいる全員が参加して準備すること。
もし何らかの形で裏切る人間がいた場合は全てなかったことにします。
あなた方は未来永劫今の部署でいいように使われることになる。
まっその前に辞めちゃうでしょうけど。
裏切るとはどういうことでしょうか?例えば誰かの弱みを握りゆすって自分だけプレスやデザイナーに戻ろうとしたりとか。
その辺のことは千冬さんに詳しく聞いて。
でももし他の誰かが死んでも自分だけ助かればいいということであれば裏切りもあり。
それでもよかったらどうぞ。
華さん。
この2週間は今就いている仕事をしながら準備をするっていうことですよね。
(リカ)さすが吉成秘書。
物分かりがだいぶ良くなった。
廣木さん!あなたの仕事は何ですか?仕事?仕事です。
パリにフラッグショップがある日本のファッションブランドは「COMMEdesGARCONS」「YohjiYamamoto」「ISSEYMIYAKE」そして「UNIQLO」ほんのわずか。
日本には1,000以上のブランドがあるのに。
一方日本製の生地は世界中のハイブランドがこぞって買いあさる。
これってどういうこと?超一流の食材があるのに客に好まれる料理を作れないシェフがいて心地よくサーブできないギャルソンがいるレストラン。
そんなレストラン誰も行かない。
これが今の日本のファッションブランド。
何とかしなくちゃいけないんじゃない?初めて意見が合いましたね。
簡単じゃないと思うけど。
簡単だったら面白くないですから。
どMの発想ね。
その言葉そのままそっくりお返しします。
あっ奇遇ですねこんな所で。
ちょうどよかった。
お二人にお話があって。
みんなに声掛けてるんで必ず来てくださいね。
(社員)すごい!ERENAさん?
(社員)えっ!?
(社員)ERENAさん。
完売だって。
(社員)え〜!
(社員)えっ?整理券10分で配布終了。
(社員)初日から?
(社員)ERENAさんすごい!やっぱERENAさん天才なんだ。
(社員)全然違う!
(社員)うれし〜。
ヤバ〜い。
(ERENA)フフフ。
これとこれ。
(女性)カワイイ。
(ERENA)カワイイでしょ?
(女性)うん。
ERENAって感じ。
(ERENA)やっぱこの組み合わせなんだよね〜。
何かちょっと違うんだよな〜。
あのさ!
(社員たち)はい?腹立たんと?ねえムカつかんと?自分が描いたデザインさもERENAが描いたようにされていいように変えられて…。
ねえ怒らんとですか?怒る?うれしいでしょ。
はっ?
(美咲)だって一生お店で売ってもらえないデザイナー志望なんていっぱいいますから。
それに比べれば…ねえ?
(社員)はいそうですよね〜。
(社員)ホントそうですよね。
何かERENAさんがいるから私たちがいるみたいな。
(社員)ね〜ホントそう!
(社員)カッコイイ。
ホントカッコイイ。
(社員)ERENAさん尊敬しちゃう。
(レミ絵)すみません。
『FIRSTCLASS』なんですけど…。
ERENAさんの取材で。
(女性)こちらへどうぞ。
お疲れさま。
あっレミ絵さん。
お疲れさま。
(レミ絵)早速取材いい?スチールも。
(ERENA)うんいいよ。
うちのスタジオで。
(レミ絵)じゃあ準備しちゃうわ。
ERENA。
(ERENA)んっ?
(レミ絵)向こうにいるの誰?
(ERENA)デザイナーの見習いみたいな。
私が言ったイメージをベースだけ描いてる感じ。
あ〜そうなんだ。
(レミ絵)須賀さくらさん。
ERENAブランドのデザイナーさん。
元TATSUKOYANOの。
(さくら)『FIRSTCLASS』の川島レミ絵さん。
いつもお姉さんにはお世話になってます。
(レミ絵)ERENAブランド大人気ですね。
(さくら)ええ。
(レミ絵)でもムカつきません?ERENAなんてな〜んにもやってないのに。
私暴露しましょうか?あなたの恨み晴らしますよ。
一発で。
・
(足音)・お疲れさまです。
さくらさんがまだみたいだけど…いっか。
(千冬)話って何?あれ…千冬さん聞いてましたよね?リカさんの話。
(千冬)まさか全員参加で新しいラインのコレクション作れって話?そうですけど。
(千冬)私たちが本気でやると思う?やるしかないと思いますけど。
(華)ちなみさん私たちはやらなくてもTATSUKOYANOに戻れるの知ってますよね?
(凪子)えっ?えっどういうこと?凪子意味分かんないんだけど。
さすがですよね。
廣木リカに不倫の末にできた隠し子がいてそれが何と売り出し中のモデルYURINAだなんていうネタ仕入れてるんですから。
(凪子)えっそうなの!?えっちょっと聞いてないんだけど!
(ナミ絵)フッ…。
あっそれで廣木さんゆすって自分たちだけ地獄からはい上がろうってこと?吉成さん残念だけどもう止められない。
週刊誌のことですよね?大丈夫です。
私止めておきました。
はっ?
(華)どういうこと?こんな小さなネタとは比べものにならない政界を揺り動かすようなネタ渡したらあっさり引っ込めましたよ週刊誌側が。
何ですか?政界揺り動かすネタって。
そのことについては凪子さんが詳しいです。
久志君脅して聞き出しましたよね?蘭子さんが佐野愛子議員に不正献金を送ってNGSホールディングスに色々と便宜図ってもらってること。
そのネタで蘭子さんをゆすり自分だけデザイナーに戻るって話ですよね?
(凪子)フッ。
ていうかあなた記者に売ったの?売りました。
すみませんお先に。
だったらあなたこそ裏切り者じゃない?そんなネタ週刊誌に出たら全部ぱあじゃない。
大丈夫です。
記事に出るのは1カ月後。
こちらの作業は全て終わった後です。
全て未然に防いだって感じか。
(吹雪)ちなみダムだね。
ホントに皆さんよくやりますよね。
その労力を少し自分の仕事に使ったらいかがですか?フフフフ…何なの?そんなに乗せたいわけ?廣木リカの策に。
どんなに頑張ったってどうせバイヤーなんて付かないわよ。
そうでしょうか?皆さんが人事異動されたことも含めて廣木さんの意図があると思うんですが。
千冬さん業界の内外を問わず人脈があり顔が広い。
女性としての魅力もワールドクラス。
華さんは仕事の処理能力が高い。
おそらくどこの会社にいてもトップクラス。
凪子さんあなたは10社以上のブランドで経験を積んでようやくデザイナーになった。
実はこの中で最も地道に努力した苦労人。
デザインのバリエーションは誰よりも豊富だと思います。
ナミ絵さんあなたは唯一世界から見た日本を知っている。
長い海外生活で培われた独特のファッションセンスは素晴らしいです。
それは私たちが望んで得られるものではありません。
その素晴らしい能力を合わせればTATSUKOYANOは買収されることはなかったかもしれませんね。
でもあなた方はそれをしなかった。
自分しか見ていなかったから。
そしてその職場さえ奪われた。
そして今ここに全員その能力を生かせる場が与えられようとしている。
答えはもう出ていると思いますが。
・どうして来なかったの?
(さくら)ちょっと用事があって。
ERENAプロデュースブランドのゴーストデザイナーとして全部暴露する…とでも間宮充をゆする?それとも単純に間宮充に抱かれるつもりで待ち合わせ?何とでも言ってください。
使えるもんは何でも使います。
でどうしたいの?ねえ吉成さん世の中そんな甘い生き方できる人ばかりじゃないんですよ。
私は服が好きで親に頼んで服飾専門行って博多から東京に出てきたんです。
私は絶対にデザイナーにならないといけないんです。
みんなそれを待ってるんです。
そのためなら女を使うなんてどうってことない。
須賀さくらさんあなたのその負けず嫌いと根性は並大抵じゃない。
人のやること…例えば仕事において最後に結果を決めるのは何だと思う?どうしても成し遂げようという強い気持ちだと私は思う。
その強い気持ちがあなたにはある。
TATSUKOYANOJAPANにはその強い気持ちが必要です。
夜8時に待ってます。
(久志)集合かけた時間とっくに過ぎてますよね?・
(ドアの開く音)お疲れさまです。
お疲れちゃん。
ハローエブリワン。
(千冬)お疲れサマンサ。
あとはさくらか。
(吹雪)うん。
・
(足音)お疲れさまです。
さくらさん強い気持ち見せてください。
それでは皆さま始めましょうか。
(久志)どうぞ。
どうぞ。
(華)ありがとう。
(千冬)あのねちょっとお願いがあるんですけど。
ええ…。
(華)千冬さんロゴ幾つか出してみたんですけど。
これじゃ前と変わんないよ。
あっねえこれは?あっいいですね。
新しい感じします。
(久志)これぐらいでいいっすかね。
(ナミ絵)雑だな。
斜めに入ってんじゃん。
ちょっと真っすぐにちゃんとやって。
(久志)あっはい。
そういえば竜子さんって新しいラインのこと知ってんだっけ?知らないか。
廣木さんが言うわけないよな。
(吹雪)でも何かちょっとひど過ぎる気がする。
名前だって使ってんのにさ。
お疲れさまです。
(竜子)またあなた?私が何かよからぬことでもしないよう監視?いえ。
誰にも頼まれていません。
TATSUKOYANOブランドを代表して伺いました。
TATSUKOYANOで新たなラインをつくることになりました。
(竜子)新たなラインね。
(竜子)全て廣木リカに任せたんだから私は口出しする立場にないわ。
そんなこと分かるでしょ?TATSUKOYANOJAPAN。
コンセプトはメード・イン・ジャパンです。
TATSUKOYANO…JAPAN。
竜子さんがブランドを立ち上げたときのコンセプトと同じですよね?古いこと知ってんのね。
日本製にこだわって日本特有の個性を持ったファッションブランドを世界に発信しようとした。
矢野竜子さんの思いと同じことを今私たちはやろうとしています。
私の思い…ねえ。
35年前ブランドを立ち上げてこれで私という人間を表現する場がつくれた。
見てなさいって。
毎日熱に浮かされたような高揚感があった。
同時に全てを見られる丸裸にされる恐怖も同じだけあった。
2つのアンビバレントな感情に押しつぶされそうになった。
そしてそれが楽しくてしょうがない。
フフ。
新しいラインを立ち上げるってそういうもんよ。
苦しみなさい。
(結衣)あした成田からバイヤーさんたちアテンドした方がいいですか?
(リカ)アテンド?フフ…必要ないわ。
間に合うかどうか分からないプレゼンにバイヤーなんて呼べるわけないでしょ。
便宜上言っただけ。
お疲れさま。
(結衣)お疲れさまです。
確かにチケット予約もな〜い。
(結衣)皆さ〜んお疲れさまです!差し入れです。
(吹雪)暇なら手伝ってくれてもいいんだけど。
(結衣)いいえ結構です。
無駄なことしたくないんで。
(久志)無駄?
(結衣)あっすいません余計なこと言っちゃって。
失礼します。
あっこれ皆さんで食べてください。
いらないかもしれないけど。
(薫)ちょっと待て。
お前言ってることちょいちょいおかしいぞ。
はい。
あしたのプレゼンにバイヤーさんは来ません。
だってエアの手配もしてませんし。
だからプレゼンする人いません。
それホント?
(結衣)できるかどうか分からないプレゼンにバイヤーなんて呼べねえよ。
バ〜カ…的なこと廣木さん言ってたし。
それでは皆さん頑張ってください。
(ドアの開閉音)じゃ帰ろっか。
そうね。
どろんしよ〜。
ボトムの色…。
ちなみさんこの生地貸してもらえます?えっ?はい。
さくらさん今の一連聞こえてなかった?お〜いさくら人生尺の無駄遣いだぞ。
関係なか。
バイヤーが来んかろうが関係なか。
(さくら)廣木さんに「あしたまでに準備しろ」と言われたからにはあしたまでに間に合わせる。
それが私の今日の…今のやらないかん仕事やけん。
(さくら)世の中には自分を表現する仕事をしたい人間がごまんとおるのにそれをできるのはほんのちょっと。
(さくら)それ以外の人は毎日自分のやるべき仕事をこなしとる。
そういう人に支えられて私たちのような人間が表現の場与えてもらっとる。
何でそんなことに気付かんとかいな。
何でそんな機会をもらっとるのに途中で捨てられると?私にはできんばい。
うん。
さくらちゃんの言ってること8割方分かんないけど…。
でも凪子もやる。
それじゃあ今日だけ。
あっあしたは分かんないけど。
この仕事だけ。
ですよね。
すてき。
(英語)
(リカ)あなた方のつくったラインを送ったら…。
ニューヨークとパリから買い付けの希望がありました。
ということは…。
(リカ)これからやることい〜っぱいあるわよ。
(結衣)廣木さん!
(結衣)これ。
(リカ)あら…。
残念だったわね。
1人裏切り者が出たみたい。
私じゃありません!もっ…。
申し訳ございません。
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雑誌編集部で成り上がっていくシンデレラストーリー「ファーストクラス」が衝撃度100倍で還って来る!前作で虐げられるシンデレラを演じきった沢尻エリカが、今回は真骨頂の悪女に変貌!前作を上回る性悪な総勢10人の悪女たちと血みどろの闘いを繰り広げる!沢尻悪女イレブンが暴れ回るファッション業界の一大闘争記。私の方が上、あなたの方が下…果てしなきマウンティングバトル、開幕!
番組内容
大久保円香(知念里奈)から伝言を受けてNGSホールディングスの倉庫にやってきた吉成ちなみ(沢尻エリカ)の前に、佐野議員秘書の西村(近江谷太朗)が現れる。倉庫から逃げ道を失い、ちなみはその身が危険にさらされ・・・。
一方、「TATSUKO YANO」のオフィスは穏やかではない。廣木リカ(木村佳乃)からスタッフの人事異動が発表になり、これまでとはまったく畑違いのNGSホールディングスの各部署へ
番組内容2
スタッフは異動させられる衝撃の人事が!!新しい部署で、年下の社員たちから下働きをさせられる屈辱的な仕打ちに、怒りを抑えながら働く「TATSUKO YANO」の元スタッフたち・・・。そのNGSホールディングスの商品開発部では、トップモデルのERENA(石田ニコル)が自分のプロデュースブランドを展開していて・・・。
そんな人事異動をよそに、またしても新しいプロジェクトを携えて、瀧川蘭子(余貴美子)と
番組内容3
間宮充(青柳翔)の元にやってくるリカ。そして蘭子の背後には、なんとちなみの姿が・・・!?
出演者
沢尻エリカ
木村佳乃
倉科カナ
青柳翔
シシド・カフカ
淵上泰史
篠原ともえ
鈴木ちなみ
中村倫也
岡本圭人(Hey!Say!JUMP)
山谷花純
・
〈FIRST CLASS編集部〉
佐々木希
菜々緒
石田ニコル
三浦理恵子
田畑智子
/
板谷由夏
・
余貴美子
・
市川実和子
小島聖
ともさかりえ
夏木マリ
出演者2
〈ナレーション〉
LiLiCo
スタッフ
【編成企画】
太田大
【プロデュース】
浅野澄美
【脚本】
及川博則
【演出】
西浦正記
宮脇亮
【制作】
フジテレビ
【制作著作】
FCC
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
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