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福島第一原発で鋼材落下 3人重軽傷
11月7日 19時21分

東京電力福島第一原子力発電所で、汚染水を処理したあとの水をためるタンクの増設工事中に鋼材が落下し、下で作業をしていた男性作業員3人が重軽傷を負いました。

東京電力や警察によりますと、7日午前11時20分すぎ、福島第一原発の正面ゲート付近で行われている汚染水を処理したあとの水をためるタンクの増設工事現場で、鋼材が落下し、下で作業をしていた男性作業員3人に当たったということです。
この事故で、いわき市に住む関下義弘さん(57)が一時、意識不明になり、その後、意識を取り戻しましたが脊髄損傷などの大けがで、そのほかの2人も重軽傷を負いました。
東京電力が記者会見して説明したところによりますと、落下したのは、高さ13メートル余りのタンクの天井のへりに取り付ける鉄製のレールで、地面で跳ねたあと、隣のタンクの周囲に設けるせきの工事を行っていた3人に当たったということです。
レールの長さは25メートル、重さは390キロあり、溶接工事を行うまでの間、器具で固定していたということです。
警察は関係者から事情を聴いて事故の状況や原因を調べています。

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