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ファッション評論家 大内順子さん死去
11月7日 17時34分

日本のファッション評論家の草分け的存在として知られた大内順子さんが、先月30日、胆管がんのため神奈川県内の自宅で亡くなりました。
80歳でした。

大内順子さんは昭和9年に今の中国・上海市で生まれ、太平洋戦争の直前に家族とともに日本に帰国しました。
その後、東京都内の大学に進学し、モデルとして活躍したあと、パリ・コレクションなどで世界のファッション事情を取材し、雑誌や新聞でシャネルやエルメスなど海外のファッションブランドを日本に紹介しました。
また、トレードマークのサングラス姿で多くのテレビ番組などにも出演し、海外ブランドの魅力を発信し続けました。
こうした功績によって、平成13年にはフランス政府から芸術文化勲章の「オフィシエ」を受章するなど、日本のファッション評論家の第一人者として国際的にも高い評価を受けました。
関係者によりますと、大内さんはことし6月ころから体調を崩し、自宅で療養を続けながら雑誌の連載記事の執筆などを続けていましたが、先月30日午前5時半、胆管がんのため川崎市内の自宅で亡くなったということです。

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