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2014年11月13日 ひとりごと

「再現実験」の類はやらんほうがいいというのは、私の理解だと、ええと。


  • 信奉者を説得するための実験、をやろうとしたところで、信奉者は決して説得されない。それどころか逆効果にもなりうる。人の話を聞かない人を甘く見ちゃいけません。彼らは人の話を聞かないことに人生かけてます。
  • 説得目的に徹して「説得のための見世物実験ごっこ」をせよという人は必ず出てくるが、見世物を正しい科学と称してやるのは科学的にどーよ?
  • まじめに実験やるのなら、やるのも書くのもかなり大変*1
  • というか、既に意図せず「文字が○○に影響を与えるかどうか」の実験はやってる。膨大に。同様な日常的な経験だってたくさんある*2。水伝は決して「斬新なアイデア」「誰も試したことのない実験」ではない。
  • 「水伝の信奉者による水伝実験」ですら、ネットに出てるのだけでもたくさんある。決して昔の話じゃないのだ水伝は。彼らの真似をしてどうする。
  • 半端者が自信満々で「再現実験」をやると、勘違いを自信満々に垂れ流す結果になるのでは。それこそ「科学でないものを科学と称する」になるわけで。

「再現実験すればいいじゃん」「実験に不備があると思うなら自分で手直しして実験すれば?」の類は、アマチュアの趣味の世界でだけ言ってればいいんでは。「マンガの好きなキャラクターのイラストが欲しいなら、ツイッターで絵師さんにおねだりしてないで、自分で描けば?」程度に。

*1:素人考えでは水伝の再現実験なんて簡単にできると思えてしまう、のが水伝の罠というか。

*2:ミカン箱には文字が書いてあるのに、ミカン箱の文字の違いによってミカンが腐りやすくなるなんて誰も経験しちゃいない、とか。原因不明のナマモノの腐敗が起きてたら大変ですよね流通も。