竹山栄太郎
2014年11月13日07時37分
日本郵便は12日、普通切手12種類のデザインを来年2月2日から変更すると発表した。今年3月から消費増税に対応するために売り出された52円切手などの11種類と合わせ、普通切手のデザインが全面的に切り替えられることになった。
新デザインの統一テーマは「日本の自然」。切手愛好家へのアンケートなどから題材が絞り込まれた。これまで切手によって違っていた文字の配置も、「日本郵便」は左上に、料金表示は右下にそろえられた。
1971年からデザインが変わらなかった3円切手のホトトギス、5円切手のコブハクチョウはそれぞれシマリスとニホンザルになる。120円切手はモズからフジに、140円切手はイカルからヤマブキに、鳥から花へ題材が変わった。
ただし、1円切手は「郵便の父」といわれる前島密(ひそか)の肖像のままになった。「これだけは変えられない」(日本郵便)という。(竹山栄太郎)
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