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英に逸材16歳「夢は日本のフル代表」
サイ・ゴダード(3月18日)
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【サッカー】乾、3トップの左FWで躍動 「(武藤と違う)持ち味出す」と意気込み2014年11月12日 紙面から
サッカーの日本代表は11日、国際親善試合のホンジュラス戦(14日・豊田スタジアム)、オーストラリア戦(18日・ヤンマースタジアム長居)に向け、愛知県豊田市内で合宿2日目の練習を行った。約1年1カ月ぶりの代表復帰となったFW乾貴士(26)=アイントラハト・フランクフルト=は、実力勝負でスタメン奪取を狙う考えを強調した。 攻撃陣に黄色いビブスが手渡されると、乾は主力組の3トップの左FWのポジションに入った。中央には岡崎、右には本田、そして、MFには香川、遠藤、今野というおなじみの顔が並んだ。代表入りは昨年10月の東欧遠征以来1年1カ月ぶり。乾は「久々の代表は楽しいですよ。アギーレ監督はいないけど、ザッケローニ監督より決まりごとが少ない感じで自由。ノビノビできる」という言葉通りはつらつとプレーした。 所属チームで結果を出しながらも、代表では香川とポジションがかぶったため、これまではなかなか出場機会を得られず、本来の実力も発揮できなかった。だが、同じドイツでプレーする岡崎が「乾は周囲も見ることができるし、もちろん突破もできる。ああ見えて走力はすごいですからね。試合で守備もするし、ずっと走れる。やればやるほど合ってくると思う」と絶賛する男。アギーレ体制発足以来、同ポジションで“寵愛(ちょうあい)”され続けている武藤とはまた違った魅力が乾にはある。 「監督にはしっかり見てもらえているということが伝わった。プレーで自由があるということは選手の実力が試されるし、任せられる以上、自分の責任にもなる」。安易に「自由」を考えているわけではない。横浜M、C大阪で定位置を確保、ドイツでは所属クラブを2部から1部に押し上げたという自負、自信がそこにはある。他を生かしつつ、自分も生きる道を「自由」の中で探すことになる。 スタメン出場すれば、同じく豊田スタジアムで行われた昨年5月30日のブルガリア戦以来。「(新体制の)早い段階で選ばれたことにも意味があるし、結果を出せば見てもらえる」。かつてポジション争いをした香川とのコンビも含め、乾は今後楽しみな存在になりそうだ。 (荒川敬則) PR情報
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