相川&金城“速攻”口説き落とす!15日初交渉で原監督直接電話も
2014年11月13日6時3分 スポーツ報知
巨人がヤクルトからFA宣言した相川亮二捕手(38)と13日に、DeNAからFAとなった金城龍彦外野手(38)と15日にも、それぞれ初交渉を持つ方向で調整していることが12日、分かった。球団側はFA宣言選手公示日となった12日の時点で、今後の交渉日程を公表しなかったものの、解禁となる13日以降に速やかに接触、誠意を伝えるものと見られる。
2人のベテランを“速攻”で口説き落とす。昨年は片岡、大竹という2人のFA戦士に対し、交渉の席上で原監督が直接電話、獲得の熱意を伝えた。今年も“愛のテレホン”が発動する可能性は十分にある。日本一奪回に向けて必要不可欠な戦力であるという球団の総意を、しっかりと2人の心に刻みつける構えだ。
安定したリードと打撃に定評がある相川は、阿部が一塁コンバートされた捕手陣の層を厚くできる。金城はレギュラーの長野が今オフに右肘、右膝を手術。来季開幕に微妙なこともあり、外野のユーティリティーとして、また、代打の切り札として幅広い起用法に対応できる。何より百戦錬磨の2人は、若手や中堅クラスの良き手本となれる存在だけに、球団は全力を尽くしていく。