【九州場所】佐田の海、まげつかみ反則負けも「していないと思う」
2014年11月12日21時46分 スポーツ報知
◆大相撲九州場所4日目(12日・福岡国際センター)
大相撲九州場所4日目の12日、幕内で佐田の海が千代鳳のまげをつかんだとして反則負けとなった。日本相撲協会は秋場所後の理事会で、反則を規定した審判規則の「頭髪を故意につかむこと」の項から「故意に」の文言を削除しており、十両以上で初適用となった。
佐田の海が右手で千代鳳の頭を押さえながら、左上手投げを放った。軍配が佐田の海に上がり、懸賞も受け取った後で審判から物言いがつく微妙な一番は協議の結果、反則と認定された。井筒審判長(元関脇逆鉾)は「ビデオ室から連絡があった。勝ち名乗りを上げる前に行司さんには声を掛けたんだけど」と説明した。
佐田の海は「つかんだり引っ張ったりはしていないと思う」と首をひねり、千代鳳も「頭を押さえられて負けたと思った。まげ(をつかんでの反則)とは思っていなかった」と驚いていた。