2014年11月12日15時21分
12日の東京株式市場は、消費増税先送りへの期待感から買い注文が膨らんだ。日経平均株価は前日の終値より72円94銭(0・43%)高い1万7197円05銭で取引を終え、2日続けて年初来高値を更新した。東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は、1・84ポイント(0・13%)高い1377・05。出来高は31億2千万株。
近く衆院の解散・総選挙が行われるとの観測から「消費増税が先送りされれば、個人消費が拡大し、国内景気も回復するとの期待が強まっている」(大手証券)という。日経平均は一時、300円超値上がりする場面もあったが、取引終了にかけて利益を確定させる売りも出て、上げ幅を縮小した。
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