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      中貯輸送 1年間は試験的に

      中貯輸送 1年間は試験的に

      県内の除染で出た土などの中間貯蔵施設への輸送について、環境省は、廃棄物の搬入開始からおおむね1年間は試験的な輸送とし、各市町村から、1000立方メートルずつ、運び出すという方針を初めて示しました。
      一方、3年をめどに仮置き場から廃棄物を運び出すという約束の実現は難しくなったとして、仮置き場の使用期間の延長手続きを行うよう、各市町村に申し入れました。
      これは、12日に福島市で開かれた、中間貯蔵施設への廃棄物の輸送について話し合う、国と県、市町村の担当者が集まった初めての会議で、環境省が明らかにしました。
      それによりますと、施設の運用が始まった当初は、試験的な輸送をおおむね1年間行い、対象の43すべての市町村から1000立方メートルずつ、施設に運ぶという方針を初めて示しました。
      この量は、これまでに県内の除染で出た廃棄物、およそ470万立方メートルの1%程度にあたり、今後、どの仮置き場からどのような順番で運び出すか、環境省と市町村で協議して決めるということです。
      一方、整備中のものを含め、県内に1000か所以上ある除染廃棄物の仮置き場について、環境省は、これまで3年をめどに廃棄物を運び出すと約束してきましたが、実現が難しくなったとして、自治体の担当者に、仮置き場の使用期間の延長手続きを行うよう、各市町村に申し入れました。
      福島環境再生事務所の関谷毅史所長は、「責任を痛感している。市町村と連携し対応していく」と話しました。
      環境省は、年内に輸送計画をまとめ、来年1月から搬入を始めるとしていますが、地権者との交渉などが難航しており、計画通り進むかは、不透明な情勢です。

      11月12日 20時15分