たいちの仮設避難所

某小説投稿サイトの規約改定による 仮設の避難所です。

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ネギま! 神様から頼まれたお仕事。  041



麻帆良学園 学園祭 二日目  茶道部 野点会場




「茶々丸来たよー。」

「こんにちわ、茶々丸はん。」

「ようこそいらっしゃいました。

服はどうされますか?

着物の貸衣装が用意してありますが。」

「私達はこのままでいいよ。

早速 茶々丸のお茶をご馳走になろうかな。」

「それでは コチラの方においでください。」


茶道部により 用意された日本庭園風の野点会場に

私達は案内され、茶々丸のお茶をごちそうになる。


「ふ~、茶々丸はんもお茶を入れるのが上手になりましたな~、

ウチものんびりしていたら、お茶を入れる腕が抜かれてしまうやろな。」

「いえ、千草さんが教えてくださったおかげです。」

「前も美味しかったけど、千草に教えてもらってから もっと美味しくなったよね。

家のおやつの時間は これからも安泰だね~。」

「ありがとうございます。

あ、おかわりはいりますか?」

「お願いね。」 「ウチもお願いします。」


茶々丸が私達のお茶のおかわりを立てる、

私と千草はその間のんびりと茶々丸の動きを楽しむ。


「そういえば茶々丸、超のお手伝いの方は大丈夫なの?」


私の質問に茶々丸の手がピタリと止まり、若干挙動不審になる。


「・・・はい、今は休み時間を頂いていますので 問題有りません。」

「そんなに気にしなくてもいいよ、超の計画の手伝いは

ある意味 茶々丸の存在の原点だからね。

私達はみんな気にして無いよ、

それにこれが終わったら もう完全に自由・・・と言うか エヴァの従者になるんでしょう?

そうしたらまた家で皆で一緒に暮らせばいいよ。」


茶々丸の動揺は消えたが 手の動きは止まったまま、

私達の方を見ないで茶々丸が話しだす。


「・・・申し訳ありません。

今回の計画ではどうしても超鈴音に協力しなくてはなりません、

ソプラノ様の意向に添えなくて・・・・・・すいません。」

「気にしなくていいって、エヴァは茶々丸が作られる前から

承知のことなんだし、私も茶々丸の立場は理解してるつもりだよ?

今回の超の件は 私達の関係とは切り離して考える話だからね。

それとも何? 茶々丸は今回の件が終わったら私達の所に戻らないつもりなの?」

「いいえ! そんなことはありません。

これまでもこれからも 私はマスターとソプラノ様の従者です。」

「ならいいよね。

私も超の計画を全力で潰しにいくから、茶々丸も頑張りなさい。」

「・・・ありがとうございます。

あ、お茶 立て直します。」

「そのままでいいよ、その味も茶々丸の作ってくれたお茶の味なんだから。」

「ありがとうございます。」


その後、2杯目のお茶を3人で楽しみ

茶道部 野点会場を後々にするが、茶々丸が まだ時間があるようなので

3人で学園祭を楽しむことにした。




学園祭の各クラスの出し物を周りながら、たまに屋台で買い食いをしたり

茶々丸オススメの猫ポイントに行っては猫に餌をあげたりしていた。


「しかし この学園はほんまにおかしな所やな。

料理関係の部活だけで幾つあるんや?

各国の料理で分かれてるし、サバイバル料理なんてもんもあったし・・・」

「全部回ろうと思ったら何日かかるんだろうね?

でも、中華料理は超包子が一番だったね。

人気店って言うだけはあるよ。」

「ありがとうございます。

今後もよろしくお願いします。」

「茶々丸も従業員として鼻が高いね。」


「ん? 姉様達じゃないか?」


学園祭を3人で廻っていると、ちょうどチャチャゼロと買い食いをしていた

エヴァに会った。


「あ、エヴァ。

そうだ、少し時間があるなら一緒に回る?」

「そうだな、そうするか。

姉さま達はどこを回ってきたんだ?」

「私達は茶道部の野点から屋台を何件か見て、

中学校舎を軽く見てきた位だよ。」

「エヴァはんは どのへんを見てきたんです?」

「私か? 私はこの辺りの屋台を制覇した所だ。」

「え・・・この辺りって・・・・」


周りを見回すと食べ物の屋台だけで数十はあるだろうか、

チャチャゼロを見るとわたあめからチョコバナナとオーソドックスなものから

タコスやチリドック、それにアレは・・・ドンドゥルマだっけ?

トルコ風のアイスと、どうやって持っているのか不思議だが

凄く器用にいろんな食べ物を装備している。


「・・・・全部?」

「全部だ、制覇したからな。」

「そ、そうなんや・・・・」 lll

「マスター、あまり食べては夕食が食べられなくなります。

少し控えてください。」

「む、わかった。

今度は高等部の方を回ろうと思ったが、明日にでもするか。」


普段どちらかというと少食なエヴァが・・・祭りの魔力とでも言うのか・・・・


「そうだ姉様、夕食で思い出したが、私と茶々丸は今日の夜は

外で食べる予定だ、千草もそのつもりでおいてくれ。」

「ん、了解。」

「はいな、ほんならお二人の分は無しということで準備しておきますえ。」

「それでは もう少し見てまわるか。」


(え? まだ見るって・・・さすがにもう食べ物は食べないよね・・・?)


エヴァとチャチャゼロを加え、私達は学園祭を楽しむ。


道中、マスコミと思われる集団に追われるネギ先生達がいたが、

脇道に逃げ込んだ後 観覧車の方に逃げていった。




「それではソプラノ様、私は時間なので 一度葉加瀬の所に戻ります。」

「ん、じゃあ超によろしくね。」

「了解いたしました。」

「じゃあ、私達も一度家に帰るかな。

千雨達の調べ物の結果も知りたいし。」

「そうか。 では私は もう少し学園祭を見てまわるとするか。

行くぞ、チャチャゼロ。」

「・・・・マダミルノカヨ。」


さすがのチャチャゼロも 呆れているようだ。


「じゃ、じゃあね。

・・・・チャチャゼロも頑張ってね。」

「・・・アァ、マタナ。」


意気揚々と祭りに向かうエヴァと、対照的に げんなりした様子のチャチャゼロ。

骨は拾ってあげるからね・・・チャチャゼロ。




3人と別れた私と千草は、

千雨と夕映のファイル調査の結果を聞きに家に帰る。




「ただいまー、二人共お疲れ様 どう、何かわかった?」

「只今帰りました。」

「お帰り先輩、千草さん。」 「おかえりです。」

「とりあえずファイルの内容は確認したんだけど、

流石にこのファイルからじゃよくわからないことが多いな。」

「やっぱりね、超が残して撤収するくらいだから

あまり重要な情報はないとは思ってたけど。」

「とりあえず、これは推測ですが 何かと学園祭最終日の日付を中心に

いろんな調査がされてるようですから、

学園祭最終日に大規模な計画があるようです。」

「装備や設備関係の内容が多かったよ、

飛行船や例のロボットの簡単な仕様、

もっと大きいのも有るみたいだな、数はわからないけど。

あと武道会や超包子運営での設備の発注や火薬なんていうのもあったな。」

「それと、よくわからないのですが 学園の何ヶ所かの設備や警備状況を

重点的に調べているような・・・そんな調査報告の概要が残っていたです。」

「ありがとう、こっちも高畑先生に聞いた話だと

世界樹の発光現象が計画の要になっているようだね。

わざわざそれに合わせて計画を1年前倒しにしたらしいよ。」

「となると、計画の実行は明日の学園祭最終日 ですか。」


私はその後、二人が調べた詳しい情報を聞き

高畑先生から聞いた話とすり合わせ、情報をまとめていく。


そうして時間は過ぎ、陽は沈み 気がついたら夜になっていた。


「現在わかったことは超の戦力の一部、計画の実行日。

世界樹の発光現象を利用するということは

なにか大規模な魔法を使用する可能性があるね。

彼女の性格や調査の場所、これは世界樹の魔力が集まる場所のようね、

後は武道大会などで事前に魔法の存在する情報をネットにばらまいていること。

それらから考えるに、武力による殲滅よりは搦め手、

学園が敷いている認識阻害魔法を逆手に取り

魔法を認識するようにする、なんて感じかな。」

「しかし よくこれだけの戦力と計画を個人で練ったな。

世間で言われてる 天才少女じゃ納得できないぞ・・・」


「・・・そこでお姉ちゃんは思うんだけどさ。

超って 『この世界』 の人間かな?」


「え? どういう事ですか、ソプラノ。」

「・・・・まさか、そんなSF小説じゃあるまいし・・・・って、あり得るか・・・

現にタイムマシンを持ってるんだから。」

「私はアレはタイムマシンだと認めてませんけどね。」

「何でだよ? 現にネギ先生は何回も学園祭を回ってるんだろ? 綾瀬。」

「そう聞いているですよ。

実際に桜咲さんも一緒に過去に来たらしいですし。」

「そこだよ、アレが本当にタイムマシンなら

ネギ先生の自身も過去に戻らないといけないと考えれないかな。

先生自身が過去に飛んだなら記憶を持ってたらおかしくない?

極端な話ネギ先生が3歳のころに飛んだら3歳になってないとおかしくないか って言うこと。

つまり、それまでの過去の記憶を持ってるということは、

アレは過去によく似た世界に飛ぶ装置、平行世界を渡っていると考えられないかな?」

「? どういう事だ?

つまり今、私達の世界にいるネギ先生は平行世界からやってきた・・・って言うのか?」

「そう。 超の件で言えば、

超は何らかの理由で この世界の未来に良く似た世界からやってきた。

だからさっき私は 『この世界』 って聞いたんだよ。

本来 あの時計や茶々丸 その他のガイノイドやロボット、

これらは完全に今の科学を超越している、ありえない存在、オーパーツとでも言うのかな、

しかし 超本人はその記憶も技術も持ってるし、

恐らく最初にこの世界に来た時に使った時計か 類似する装置も持ってるはず。

それがタイムマシンと言うのなら、超本人が存在する訳がないし

百歩譲って、アレがタイムマシンで超が過去に戻ってきたと言う事は

その時点で超は存在しない事になる。

彼女は本来この時代には存在しない、

過去の改変されない世界の存在だから、

この世界が改変されたのなら 彼女は消滅してないとおかしくない。

まぁ 超自身が過去に飛び 過去の改変を企むということも

歴史に含まれている可能性だってあるけどね。」


千雨と夕映はワケの分からないと言った表情だ、

千草は台所で話は聞いているが、料理に集中している。


「話がややこしくなってきたな、あの時計の話はとりあえず置いておくとして

そもそも超は何で魔法を世間に公開したいんだ?」

「それこそ本人のみが知ることだよ。

だけど古来より 人が過去に行ってやりたいことと言えば

過去の改変、彼女にとって変えたい過去が有り

それが魔法を公開することによって叶えられると言うことじゃないかな。」

「またその話か・・・先輩は超がこの世界、

もしくは過去の人間じゃ無いと言いたいのか?」

「他に説明がつく?

あんな時計を持ってて茶々丸や他のガイノイド、

このファイルに乗っているような警備ロボを作れる存在がこの世界の人間だと。」

「・・・・・確かに未来人、

または他の世界の科学力を持ってる人間と考えれば納得はいくです。」

「状況証拠は限りなく黒・・・か。

魔法じゃ説明が・・・・無理か、茶々丸はともかく あの時計はな・・・」

「まぁ、なんにしても私は超の計画は阻止するけどね。

・・・万が一アレがタイムマシンで超が未来から来た人間だった時、

その時の超自身の存在のためにも。」


「ほらほら、難しい話はその辺にして、ご飯でも食べて一息入れてや。」


3人で難しい顔をしていた時に、千草がテーブルにお皿を並べ始めた。


「・・・そうですね、超さんの事は計画を阻止した時にでも本人から聞けばいいです。」

「あぁ、とりあえずアイツの事は 計画を阻止してから考えよう。」

「それじゃあ、食事の前に千雨は学園長に連絡して今掴んでいる情報と交換に

向こうの持ってる情報を貰ってきて。

ファイル関係は明日渡すか、向こうに取りに来てもらえばいいから。」

「ん、わかった。」

「私は食事の準備を手伝うですよ。」

「夕映はん ありがとさん。」


ring ring ~♪

ちょうどその頃、家の電話が鳴り出したので手の開いている私が出る。


「はい、マクダウェルですが。」

『私、同級生の雪広あやかと申しますが、ソプラノさんいらっしゃいますでしょうか?』

「あ、委員長さん、私 ソプラノです。」

『ソプラノさん? ちょうど良かったですわ、

今日は急ぎの連絡があって電話をしたんですけど。』

「どういった連絡でしょうか?」

『実は急な話なんですけど、超さんが故郷に帰るということで学園を

退学することになったそうなんですの・・・』

「そう、なんですか。」

『そこで急遽、こんや超さんのお別れ会をクラスで行うことになったんですが

ソプラノさんも来てくださらないかしら?』

「そうですか・・・実は申し訳ないのですが

今体調が悪くて、家で休養しているところでして。

申し訳ありませんが、私は欠席ということにしていただけませんか?

超さんには後で個人的に挨拶をしますので。」

『そうですか、残念ですわ。

ソプラノさんは超さんと仲がよろしかったので ぜひ来ていただきたかったのですが

体調が悪いというのならしょうがありませんわね。

超さんには私の方から伝えておきますので、どうぞお大事にね。』

「ごめんなさいね、せっかく連絡を頂いたのに。」

『いいえ、後から超さんに連絡してあげてくださいね。』

「わかりました、必ず連絡します。」

『それではお大事にね。』

「失礼します。」


カチャ


「先輩、誰からの電話だったんだ?」

「ん? いいんちょ~だよ、超が退学するからお別れ会を今夜やるんだって。

それで私にも来れないか? って言うお誘い。」

「へ~、行かないのか? 超に会うチャンスなのに。」

「いいよ、どうせこのお別れ会は無駄に終わるんだしね。」

「ん? 超を学園に残すつもりなのか?」

「そうだよ、これだけ大騒ぎして私達の手を煩わせてくれたんだし

きっちりお代を頂かないとね♪」


(世界樹の魔力を使って色々やってくれるみたいだし、ソッチの方もね♪)


「マジかよ。


・・・・浮気は許さねーからな。」


千雨の表情が・・・・無いっ!

これは本気でやばい時の顔だ・・・・ lll


「そ、そういうのじゃ・・・・無い つもりですのでっ!」

「無いつもり?」

「ありませんのでっ!!」 lll

「・・・・・・ふ~ん、この件が終わったら少し話でもしようか? 先輩。」

「・・・・わかりました。」 lllorz


以前エヴァが千雨には闇魔法の素質が少しあると言っていたが・・・

こういう事だったのか・・・・・・?




4人での食事も終わり、千雨と夕映は寮に帰宅。

寮で学園長側に超の隠れ家で貰ったファイルを渡すことになった。


今夜 家には私と千草で二人っきり、

実は、昨夜一度エヴァの別荘で千草との約束の準備を先に済ませておいた。


「ねぇ、千草。」

「はい、なんやろか?」

「少し 時間もらえないかな?」

「なら、この洗い物終わったらでよろしいやろか?」

「うん いいよ、ここで待ってるから。」

「ほな、急いで終わらせますから ちょっとまっててや。」


私は居間でソファーに座り千草の台所での姿をぼんやりと眺めていた。


「お待たせしました。

急に何のようですの?」

「ん、千草との約束をね・・・そろそろ。」 //

「約束って・・・なんやったかな?」

「ほら・・・あの、なんと言いますか・・・私達の関係の・・・・・・進展といいますか。」 //

「・・・フフッ♪

ちょっといじわるやったかな、堪忍な。

・・・ちゃんと 分かってますえ。」 //

「・・・もうっ、もうっ! こう言うのは恥ずかしいんだから・・・」 ///

「せやかて、何時までも旦さんが ウチにおあずけさしてんやから

ウチかて少しはいじわるくらいさしてもらわへんと 割に合いまへんやろ?」


そう言いながら、千草は私の横に座り 私の腕を抱き寄せる。


「・・・本当に、忘れてたらどうしようかと思ったよ。」

「ウチがこないに大事なこと忘れるはずがありまへんやろ。」


千草が私にもたれかかり、頬ずりをしてくる。


「ちょ、待った千草、場所を変えよ? 別荘に用意してあるから。」

「・・・ここまで来て またおあずけですの・・・・・・そんなん無理やわ♪」


千草は私の太ももの上にまたがり、抱いていた私の手と 残った片手を握りしめ、

両手をソファーの背もたれに押し付け、私の動きを完全に封じる。


じっと 私の目を見つめ、握った手はいつしか指を絡め合い、

吐息が頬をなでる距離でしばらくそのまま見つめ合う。


「あ、あの・・・・千草・・・さん?」 //

「なんですか?」

「・・・このままでは、なにもできないんですが?」 //

「旦さんは何もせえへんでええんや、じっとしとき。」 //


千草はそう言うと、私に顔を近づけ 私の頬にキス、

そのまま啄むように頬を撫で続け、耳元、首筋へと移動しながら

唇での愛撫を続ける。


千草のキスの雨に焦らされ、私はなんとか動こうとするが 押さえ込まれる。


ふと下へ視線をずらすと、着物からはだけた千草の太ももが艶かしく

私の太ももに押し付けられる。


「ち、千草っ、ほら せめて寝室にいかないでしょうか?」 //


このままここにいるのはマズイ、エヴァ達が帰ってきたら と想像すると

千草に集中することもできない。

焦った私は言葉使いもおかしくなっていた。


「・・・ダメや♪ ウチが もう我慢できへんもん。」 //


千草はそう言うと私にのしかかり、おしりを私の太ももに押し付け

私の口を自らの唇で塞ぎ、舌で私の口内を舐め回す。


私もそろそろ我慢の限界が来たのか、自分でもよくわからないが

千草の舌に答え、お互い深い口付けを交わす。


「・・・んっ・・・・ちゅ・・ふ・・・・・くちゅ・・」

「ふっ・・・・ちゅ・・・・・くち・・・・んぶっ・・」

「・・・ちゅ・・・じゅる・・・・・・・ちゅ・・」

「んぅ・・・・ちゅ・・・・・くちゅ・・・・ち・・っ」


そのまま お互いの舌を味わうが、そこから先に進めない。

千草に完全に押さえ込まれている状態で、

なんとか動こうともがくが、足で抑えこまれている。


私のスカートと千草の着物の裾もお互いの動きで捲り上がってきて

ふと 私は太ももの感触がおかしいことに気がつく。


「ぷはっ・・・ち、千草 もしかして下着・・・・・」 //

「・・・フフッ、着物の下に下着は普通穿きまへんえ。

襦袢を着るのが普通やろ?」 //


言うことを言い終わると、また千草に口を塞がれるが

今度は片手で私の頭を抱き、片手で私の服を脱がしにきた。


「んぅ・・・ちょ、千草 ここじゃ本当に不味いって。」

「ちゅ・・・女がええ言うてますのや、旦さんもさっさと観念しいや♡」


そのまま千草に口を塞がれたまま上半身の服は半分脱がされ

服の中に千草の手が侵入し、私の肌を撫で回す。


流石に私も、もう限界なので開いた片手で千草の頭を掴み

もう片手はおしりを掴む。


以前の仮契約の時に感じていたが、千草は今でこそ攻めているが

基本的に受け身のはずだ、こっちが主導をつかめば

なんとか部屋に行くくらいのことはできそうだと判断した私は攻めに転じる。


「んぅ!・・・ちょ、旦さんっ あかんって、今日はウチがやりますから・・・んぅっ!」

「だ~め、言うことを聞かない従者にはお仕置きしないと♪」


千草の首筋に吸いつきお尻を掴むように揉みしだく。

そうして攻め続けると 徐々に千草の動きが鈍くなり

されるがままの状態になりつつあった・・・・・が

同時に私のスイッチも完全に入ってしまったようで、

もう千草以外見えない状態になっていた・・・・


「あかんっ・・・んっ・・・あきま へんって!

あっ・・・ウチにさしてお・・・くれやす・・んぅっ!」 ///

「お仕置き中は・・・ちゅ・・・素直に受け入れないと・・従者失格だよ。」

「んあっ!・・・ほんま・・あきま・・・へ・・・・んぅ・・・あぁ・・・

分かりま・・・したから・・かっ・・・・堪忍しておくれや・・すっ!」

「さぁ、出来の悪い私の従者にお仕置きだよ♪」




・・・

・・






私は今、猛烈に反省している・・・

やってしまった・・・アレから、冷静になるまで数時間かかり、

今の現状を見ると酷い事になっていた。


居間は独特の体臭の匂い、ソファーは色々と汚れ

足元には着物が完全に気崩れ、身だしなみも何も無い状態の

千草が幸せそうな顔で寝ている。


私の服は着崩れてボロボロ、汗だくで髪型も乱れ疲労感が見て取れる。


「こんな状態をエヴァに見つかったら・・・・殺される!」 lll




この後 私は全力で掃除を開始。

まず千草を部屋に寝かせ、

居間のソファーと絨毯を庭に放り出し破壊し粗大ごみにする。

窓を全開にし、テーブルから床を雑巾がけし、消臭剤を振り巻く。


エヴァが帰ってくるまで、時間との勝負だったが・・・私は勝利を収めた!


「よしっ! ソファーと絨毯は消えたけど それ以外は大丈夫なはずだ。」


居間からソファーや絨毯が消え テーブル以外何も無い状態だが

超が攻めてきた (?) とか適当に言い訳をすればいいだろう。


私はその後 風呂に入り着替え、

エヴァが帰ってこないのでその日は眠りについた。






翌日


早朝に、前日の情事で変わり果てた姿の千草が風呂に入浴しようとした所を

その日 なぜか早起きをしていたエヴァに発見され詰問。


その後、私はエヴァに盛大な目覚めの一撃をくらい

学園祭3日目の朝を迎えた。

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  1. 2012/03/21(水) 00:09:58|
  2. 二次創作小説 ネギま
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