たいちの仮設避難所

某小説投稿サイトの規約改定による 仮設の避難所です。

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ネギま! 神様から頼まれたお仕事。  032



side 葉加瀬




『・・・・・・・ジリリリリリッ!!』
     『グッモーニン! グッモーニン!』』
  『ピポピポ  ピポピポ』    『ジリリリリリッ!』


「・・・・ん・・・んがっ!」


気持よく眠っている所に騒音が鳴り響く。

私は手元を探り騒音の元を排除できる、道具を探す。


『ボガッ!』


枕元にあったおもちゃで騒音の元、目覚まし時計を止め ゆっくりと目を覚ました。


「んーー・・・・」


時間を確認すると午前7:00 まだ思考のはっきりとしない頭をなんとか動かし

昨日 何故この時間に目覚ましをかけたのかを思い出そうとする。


「そうら、屋台の仕事があったんら・・・

学祭中は 大変らなー もーー。」


今朝、超包子で朝仕事があることを思い出し、

急いで着替え、身だしなみを軽く整え、セグ●ェイ超包子に向かう。


「ハカセ、また研究室に止まったっんですか?

カゼひきますよー。」

「らいじょうぶでふぅー。」

「全く、研究以外のことにはホントだらしないんだから。」

「いってきまーーふ。」


超包子に着くと店はもう開店していて、私以外のメンバーは

既に仕事についている。


「おはよーございますー。」

「むむ、遅刻アルヨ ハカセー。」

 おはようございます。

「ニーツァオ ハカセ。

ネギ老師、今日も着てるネ。 すっかりウチの常連ヨ。」

「ほほう・・・・・あの人達は着てますか? ソプラノさん達。」

「今日は来てるよ、茶々丸がこっちに来てるから、一緒に来たよ。」


超の教えてくれた方向を確認すると、ソプラノさんとエヴァさん、千草さんが食事をしている。

茶々丸は接客に動き回っている・・・・よく見ると髪の毛をアップにしてまとめている。

アレでは放熱処理がうまくいかずに、熱がこもってしまうだろう。


「だめだよー、茶々丸ーッ!」

「? あ・・・ハカセ。」

「ダメだよ、髪上げたりなんかしちゃー。

それは放熱用なんだから、何でこんなことしたの?

オーバーヒートしちゃうよ?」

「それは・・・」

「あ~まずかった? それ私が千草に頼んでやってもらったんだよね。」


私達の会話を聞いていたソプラノさん達が反応し、声をかけてきた。


「だから言っただろう姉様。」

「エヴァだって、通常の生活なら問題ないって言ったじゃない。」

「茶々丸はんだって たまにはお洒落したってええんやおまへんか?」

「いえ、私は・・・・」

「オシャレ?」

「ダメなの葉加瀬さん? せっかく可愛くなったのに・・・茶々丸も喜んでたし・・・」


(どうやらソプラノさんが思いつきでやったようね・・・それはいいとしても、

茶々丸が喜んでいたというのが気になりますね。)


「ん~・・・茶々丸、少し点検したいことがあるから

放課後研究室によってくれない?」

「ハ・・・了解しました。」






side ソプラノ



キーンコーン カーン・・・

放課後 3-A




「ほいじゃみんな、学祭準備 来れる人は夜7時半からお願いねー。」

「朝倉さん9時以降はダメですわよっ。」


「それより今年はあの 「学祭伝説」 ウチのクラスで誰かやる人いるかなー。」

「何 あんたあんなのマジで信じてるの?」

「いや、割と本気で御利益あるらしいよ アレ。」

「何の話アルカ?」


授業も終わり、朝倉さんによる学祭準備の連絡があったが、

クラスメイトはそれぞれの放課後の過ごし方をしている。

帰宅する者や部活動に参加する者、その他の者、

それぞれが行動を起こす中で、釘宮さん達が変な話をしていた。


「何ってホラ、学祭最終日に世界樹の下で好きな人に告白すると

絶対うまくイっちゃうてゆーアレだよ。」

「・・・・っ」

「なんと!? それは初耳ネ。 ロマンチック。」

「割とゆーめーな言い伝えだけど、告白じゃなくてキスって説もあるよ。

・・・・で何よ あんたする訳?」

「いや、しないって、相手いないし。」


世界樹の発光現象に合わせて告白することにより、

思いが伝わりやすくなったり、強力な暗示効果を発揮することは確かにある。


「姉様、今年だったか?」

「そうだね。」


前回の発光現象の時は私とエヴァで魔力を世界樹の樹液で固めて

指輪を幾つか作ったが、今年は超が動くはずだ。

彼女の望みを叶えさせるわけにはいかないが、

話した所で聞き入れるとも思えない。


やはり当初の予定通りに、泳がせて学園長たちが阻止できれば良し。

でなければ、私が阻止して、

彼女の魔法陣を利用する方法で行くか・・・・そのための準備はできていることだし。


「だから私はしないってば。」

「またまた くぎみんってば照れちゃって。」

「クギミーとかくぎみんとかゆーなーっ!」

「クギミー告白するってー。」 「コラー!」




「・・・・・・・」

「ふん・・・・くだらんガキ共が、毎年飽きもせず同じような会話を・・・

帰るぞ茶々丸。」

「ハ。

・・・・あ、マスター。 私ハカセに点検で大学の研究室に来いと言われています。」

「ん、そうか。」

「では、私達も一緒に行きましょう。」

「なんだ姉様いきなり。」

「今日は暇ですから私も茶々丸の点検に着いて行きますよ。」

「ふむ・・・・まぁ、いいか。 よし、私も行こう。」

「わかりました、マスター、ソプラノ様。」


私達3人で葉加瀬さんの研究室へ向かうことにした。






放課後 大学部研究室






「ハカセ、失礼します。」

「ん?」


大学の研究室に来た私達を迎えたのは、怪しい装備に身を包んだ葉加瀬さんだった。


「なんだ、また変な備品が増えてるな。

少しは片付けたらどうだ?」

「エヴァさんに言われたくはないですよ、茶々丸から聞いてますよ?

掃除はすべて茶々丸にやらさているそうじゃないですか。」

「私は自分の研究室は掃除しているぞ。」

「私だってしています・・・・・あれ?」


葉加瀬さんがついさっきまでいじっていた怪しい研究物が

バチバチと火花をあげ、徐々に火花は大きくなっていく。


「まずいっ! 茶々丸、姉様逃げるぞっ!!」

「了解、マスター。」

「姉様っ・・・・・って、もういない!?」

「あれ? 皆さんどうしたんですか? ・・・・・はにゃ?」


葉加瀬が気がついたときには既に遅く、火花が薬品に引火し爆発。

・・・・しかし爆発の規模にしては研究室の被害は軽微だった。




「すいませんー、ちょーど実験中だったのでー。」

「実験中なら余所見をするな! 危うく私達まで巻き込まれるところだった。」

「ハカセ、大丈夫ですか? 」

「だいじょーぶ だいじょーぶ、さて、じゃあ早速点検させてもらうよー。」

「ハイ。」

「ハーイ じゃあ上を脱ぎ脱ぎしましょーか。」

「えっ・・・・

こ、ここで脱ぐんですか?」

「うん♡」

「お♪ 茶々丸のヌードが見られるなんて、眼福眼福♪」

「馬鹿なことを言うな姉様。」


茶々丸は私達の視線が気になるのか、チラチラと私達の方を見るが、

根負けしたのか、ゆっくりと制服を脱ぎだした。


「茶々丸のヌードは人間にはない艶めかしさが・・・・」

「・・・・姉様・・・・私にあまり近寄るなよ、変態がうつる。」

「エヴァにはまだ早いか・・・・葉加瀬さんはわかってくれるよね?」

「・・・・うーん、どこも以上はないけど、モーターの回転数が上がってる、

茶々丸、状況はどう?」


(無視か・・・・葉加瀬さんなら理解してくれると思ったのに・・・。)


「それが・・その 奇妙な感覚が・・・どう言語化すればいいのでしょうか。

おそらく ハ・・・・・ハズカシイというのが・・その・・妥当かと。」

「おおっ!? ハズカシイ!?

茶々丸の人工知能が進化してきてるのは知ってたけど、

ここまでとは・・・・ほ、他には!?」

「胸の主機関部辺りがドキドキして 顔が熱いような・・・」

「ホントだ あつい!?」

「いったいどういう原理なんでしょう・・・・AIの進化はいいとしても・・・

人間と同じように外部に表現するためにワザとモーターやボディに干渉しているのか?

AIがそこまで自己進化することがあるのでしょうか?

人工知能のプログラムだけに留まらず、他のプログラムにまで干渉して進化する?

それは本来ウイルスとして除去されるべきものですが、

茶々丸のシステム事態には異常はなかった・・・茶々丸のAIの自己進化は

私や超の想定を遥かに超えるものだというのでしょうか?

だとしたらウイルスとして除去するのは早計か?

このプログラムの進化がAI本来が持つ機能だとするならば、

制作者はここまで想定していたのだろうか?

茶々丸が今表現している感情が羞恥だとするならば他の感情はどうでしょうか?」


「あ~ハカセ、おい、帰ってこ~い。」

「・・・どうする? 葉加瀬さんがこうなったらしばらくは帰ってこないよ?」

「あの、私お茶でも入れてきましょうか?」

「そうだな、点検はもういいから服を着て茶でも入れてこい。」

「了解、マスター。」


「いえ、そうです。 今考えれば茶々丸は以前から感情を持ち

尚且つ表現する傾向がありました。

エヴァの命令を無視することもありましたし、ソプラノへの異常な執着も・・・」


この後茶々丸がお茶を入れてきてくれて

思考が暴走している葉加瀬さんを肴にお茶会を楽しんだ。


「ダメです! まだ判断をするにはデータが足りません!!

茶々丸! データ集めに協力s・・・・・・あれ?」

「あ、やっと帰ってきたよ。 エヴァ~ 葉加瀬さん帰ってきたよ~。」

「・・・・んぁ・・・あぁ、帰ってきたか。  ふ ぁ~~。」

「・・・・えっと? どうしたの? みんな。」

「どうしたもこうしたもないだろう、お前がまた暴走しただけだ。」

「・・・アハハ・・・・ って違うんです。 それどころじゃなくて、

茶々丸にデータ集めに協力してもらわないと。」

「それで? 具体的に何をやるんだ?」

「・・・・さぁ?」

「お前は頭がイイのか 馬鹿なのかどっちなんだ?」

「ひ、酷いですよ! ちょっと思慮が足りなかっただけですよ!」

「葉加瀬さんの評価は置いておいて、まだ何か点検するの?」

「あ、ボディの方はもういいです。

ちょっと茶々丸の記憶データの方を調べさせて貰いますので。」


言うが早いか、葉加瀬さんはノートPCから茶々丸に有線の接続端子を繋ぎ

茶々丸の記憶データを確認していく。


「ふむ! 日常生活においては問題行動はないようですね。

流石私達が作った娘です。

おぉ! エヴァさんの寝顔フォルダが有りました!

こ、これは・・・・・信じられません・・・・エヴァさんがこんなにかわいい顔で・・・・」

「私がかわいい顔をしてたら何か問題でもあるのか? ハカセ。」 #

「ほう、人物ごとにデータが分けられてますが、ソプラノさんが一番容量が大きいですね、

次いでエヴァさんですね。」

「おい、茶々丸、どういう事だ?

なぜマスターである私のデータ量が姉様より少ないんだ?」

「・・・・・・黙秘いたします。」

「おい! 何故そこで黙秘権を行使するんだ!」

「あ、今の会話でエヴァさんのパラメータが少し減少しました!

主に好感度と尊敬度です。」


(なに、その大雑把なパラメーター・・・)


「今ので下がるのか!? 質問しただけじゃないか!」

「ハカセ、そろそろ止めていただけないでしょうか?」

「もう少しだから! あぁ! 茶々丸の体温が上がって来てる。

記憶を覗かれることで感じる感情は、怒りや羞恥、それに恐怖。

体温が上がっているということは怒りか羞恥ですね!」

「・・・そこまで分かっているならそろそろ勘弁してあげなよ・・・葉加瀬。」


私の中でも葉加瀬の好感度や尊敬度のパラメーターが下がってきていた。


「ダメです! 科学の進歩に この程度の犠牲はつき物なんです!

あぁ! ソプラノのフォルダの中の奥の奥、非表示設定で隠しフォルダが作ってあります!

しかも頻繁にアクセスしている!? コレは確認しないと!!」

「あ・・・ダメ・・!」 //


葉加瀬が隠しフォルダを開き、中に会った画像ファイルを開くとそこには・・・・


「・・・・・」 //

「・・・・・」 ///

「・・・・・」 /////

「あぁぁ・・・・・・」 //////


いつぞやの私とエヴァがキスで血を飲ませている時の画像が高画質で表示される。


「お、おまっ!! あの時見ていたのかっ!?」 //

「あ、あの・・・偶然と申しますか・・・そのっ・・・」 //

「・・・・かなりいいポジションで撮影してるよね。

ん? この同名で拡張子が違うファイルは・・・・動画?」

「あ、それはっ!!」 //

「見てみましょう。」 //


葉加瀬の光速のキー操作で動画ファイルが再生される・・・・


『駄目だ!! さぁ、さっさと舌を出せ!!』

『・・・・・もぅ・・・しょうがないか・・・・・。 あ~ん。』 ///

『フフッ、この方法で血を飲むのも久しぶりだ・・・』 ///


「あ~・・・・コレだったの・・・・。」 //

「・・・・・・なんということだ・・・」 ///

「・・・アハハ・・・・・・またこの動画を見ることになるなんて・・・」 ///

「・・・・・・・ぅぅ。」 /////


以前 この動画が超や葉加瀬に見られ、気まずい雰囲気で数日過ごしたことを思い出す。


「ゴホンッ、気を取り直して・・・この動画が最近閲覧されたのは、昨日の夜みたいね。

その頃の茶々丸の行動記録は・・・・・? 削除されてる?」

「どういう事だ、ハカセ?」

「茶々丸のこの時の行動記録が削除されてるんですよ・・・・って、消されたのは数分前?」


葉加瀬が茶々丸を見るとバツが悪そうに視線をそらす茶々丸。


「茶々丸ー、行動記録は貴女に何かあったときに重要になるから

消さないように言ってあるわよね?」

「・・・いえ、あの・・・・・」

「それは後でいいだろう? 昨日の夜の何時頃なんだ?」

「え~と、9時頃ですね。」

「その頃といえば、朝食の仕込みをやっていたと思うぞ。

千草が茶々丸が一人でやると言って、台所から追い出されたと言っていたな。」

「あ~そんなこと言ってたね。」

「?? どういう事? 料理しながら動画を見てた?

まぁ、いいです。 茶々丸の中のデータは消されてますけど、

バックアップがあるからそちらで確認してみましょう。」

「あっ! ハカセ・・・・」 lll

「フフン 甘いわよ茶々丸、重要データのバックアップを取るのは基本よ!」


葉加瀬がノートPCから外部のサーバーにアクセスして、茶々丸の行動記録を呼び出す。


「え~っとこの時間は・・・? 料理はしたけどすぐ終わってる、

その後・・・え? 茶々丸が蒟蒻をなm 「ダメーーッ!!」 っぶ!」


葉加瀬が茶々丸の昨夜の行動記録を読み上げるのを阻止する形で

茶々丸がロケットパンチで葉加瀬を突き飛ばす。


「こ、これは・・・・開発者である私に攻撃を加えるなんて・・・

自力でコマンドプログラムの優先順位を書き換えたというのっ・・・?

ふ・・・ふふふ 成長したね、茶々丸・・・」


葉加瀬が何かいい顔でブツブツと呟きながら倒れこむ。


「チが・・・・違うンデす。  チガチガガガガガガg   ピーッ!」 ///

「おい、どうした!?」

「茶々丸大丈夫っ!?」


茶々丸が煙を吐いて震えだす。


「ぼ、暴走ですっ!! 思考回路に負荷がかかりすぎたか!」

「何だと!」 「ちょっと葉加瀬!」

「ち ち 違うんで デ ですーーっ!」 //

「おいっ! 茶々丸~!!」


茶々丸が煙を吐きながら研究室の外へと駆け出す。


「まずい! なんとか止めないと!」

『アラート!! アラート!! 緊急事態発生!!

試作実験機が暴走!! 棟内を逃走中!!

工学部職員は全力で捕獲に当たれ!!』


「まずい! ココの職員に任せたら・・・・・大丈夫か、逆に職員の方が危ないですね。」

「アホか! さっさと茶々丸の居場所を探せ!!」

「そうよ葉加瀬! 私達が止めるから場所を随時連絡しなさい。」


『尚 実験機は協力な光学兵器を搭載している、各員 十分に注意されたし!!」


「エヴァさん、この無線機を持って行ってください!

私がナビゲートします!」

「わかった! 行くぞ姉様!!」

「ええ、エヴァ!」


私達が葉加瀬に無線を受け取り、研究室から出る時に下の階の方から爆発音が聞こえる。

下に向かっているようなので、とりあえず階段を降り 下へ向かう。


『エヴァさん! 茶々丸を見つけたら右胸を押してください、

点検中だったので停止信号を受け入れるはずです。』

「わかった、姉様も聞いたな?」

「OK~、茶々丸の右胸を揉めばいいのね♪」

「アホかっ! 押せといったんだ!」

『茶々丸は現在エヴァさんたちの進行方向、下にいます。』

「わかった、姉様面倒だから飛び降りるぞ。」

「ん、認識阻害かけてねー。」


私とエヴァは窓から一気に飛び降りる。

落ちる時 視界に茶々丸を確認したので、茶々丸の目の前に降りるように制御する。


「茶々丸っ!」 「み~っけ。」

「っ!?」


いきなり目の前に落ちてきたエヴァと私に茶々丸は戦闘時の反射行動で

手を出し取り押さえようとするが、私は足払いをして

エヴァが茶々丸の手をそらし回転させ、仰向けにさせて右胸を押し

私は茶々丸の左胸を揉む。


「大丈夫か? 茶々丸。」

「・・・なんともいえない感触が♪」

「ま、マスター? ソプラノ・・・・・・・・・え?」 ///


茶々丸が左胸を揉んでる私の手を見つめ真っ赤になって止まる。


「何をやってるんだ姉様はっ!?」

「左胸を揉んでも止まるじゃない。」

「アホかーーっ!!」 #


エヴァにしこたま殴られ私も停止 (気絶) する。


その後、私と茶々丸を回収したエヴァと葉加瀬、工学部の職員の人達、

茶々丸はメンテナンスで研究室に泊まり、

私はエヴァに連絡を受けた千草に引き取られ家に帰った。


家に帰り 目を覚ました私には、

エヴァと千草の二人による詰問と お仕置きが待っていた。






翌朝 超包子



「いやーゴメンネ 茶々丸。

昨日はちょっとやりすぎちゃったよ。」

「い、いえ 私の方こそ工学部棟に多大な損害を・・・・」

「いいのよ、アレくらい、いつものことなんだから。」

「は、はぁ・・・」

「でも・・・安心してねー 茶々丸。

昨日の話、茶々丸が蒟蒻でソプラノとのキスの練習していたのは内緒にしておくから。」

「は、ハカセッ!?」 ///


真っ赤になってハカセの口を塞ぐ茶々丸。


「んむ~・・・もあっ!・・・・」 //

「あ、あぁ すいません!?」

「・・・ぷはー、いいよ いいよ。

私もこんな所で言うことじゃなかったしね。」

「すみません。」

「私も悪かったよ、そうだ! そのお詫びってわけじゃないけど、

次の茶々丸の新機体に機能を追加しておくよ!

キスとかその先のこともできるようにしてあげるからっ!!」 //

「・・・・・っ!!」 ////

「私に任せておいて!

完璧に仕上げて どこに出しても恥ずかしくないボディにしてあげる!」

「あ、あのハカセ、そこまでしていただかなくても・・・」

「だめよ! やるからには完璧に仕上げてみせる!!

・・・・・すごく恥ずかしけど、茶々丸のためだからね!」 ////






こうして茶々丸の新しいボディに新たな機能が追加され、

エヴァ家の面々に取って複雑な存在になりつつあった。






「所で、ソプラノは何でウチで働いてるアル?」

「あぁ、それは昨日 茶々丸を穢したから慰謝料替わりだヨ。」


今、私は葉加瀬が着ている超包子の衣装を借り、

このお店でアルバイトをしています。


「いらっしゃいませ~♪

ご注文はお決まりですか?」


「・・・なんで先輩はノリノリなんだ? 罰ゲームなんじゃないのか。」

「・・・私に聞くな!」

「ウチの旦さんは何着ても似合いはりますなぁ~。」

「それは褒め言葉になるのか・・・?」

「さぁ?」

「・・・・はぁ~、もういい。 さっさと食って行こう、頭が痛くなってきた。」


「ありがとうございました~。

またのご来店を お待ちしていますぅ。」




学園祭前の ある一日の出来事だった。

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  1. 2012/03/19(月) 20:40:21|
  2. 二次創作小説 ネギま
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