新型車は軽最大の室内空間である「ウルトラスペース」や、運転席からの視界の広さを訴求した「ファインビジョン」などを売りに、登録車から移行するユーザーの獲得をめざす。用途は買物など日常生活だけでなく、「レジャーで使うシーンも強く意識した」(上田氏)という。
今年の軽のヒットモデルとしては、”遊びクルマ”として新ジャンルを開拓しているスズキの『ハスラー』がある。ダイハツの上田氏は新型車とハスラーの違いを聴かれ、即座に「この新モデルは4人乗って、しっかり荷物も積める」と指摘した。
例えば、トランクスぺ―スの最後部にはゴルフバッグが縦置きで3個積めるようになっている。ハスラーのように外観にはSUVのテイストはないものの、「ウルトラスペース」による使い勝手で、レジャーユースもしっかりアピールする構えだ。