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【1%でガラッと変わる!?】お金を使う人が金利について知っておくべきこと

2014年10月8日更新 |
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金利について、ちゃんと知っていますか?

金利

テレビのCMなどで見かける、カードローンや住宅ローンなどの広告にある「金利」という言葉。

他にも利子・利息など、似た言葉はいくつかありますが、あなたはそれぞれが何を示すものか、ちゃんと把握できていますか?

現代社会において、これらの存在は切っても切れないものになっています。

ここでは金利について、日常生活に必要な知識をまとめ、解説します。

まずは利子・利息との違いから

利子」と「利息」と「金利」。

それぞれ似た言葉ではありますが、表すものが違います。

はじめに、これらの言葉の違いから解説します。

 

 

■利子

 

利子とは、「何かを借りた場合に、お礼として上乗せして返す部分」を指します。

これは昔の例ですが、お金ではなく「お米を借りた」場合に、借りたお米の量に対して、「少し多め」に返す。

この「少し多め」の部分を利子米(りしまい)と呼びます。

このように、利子は貨幣に限らず、実物にも存在するもので、これを「実物利子」と呼びます。

 

■利息

 

利息と利子、これらの表すものは同じように「上乗せされた部分」のことで、基本的に違いはありません。

しかし一般的には、借りたときに払うのが「利子」貸した時にもらうのが「利息」、となっているようですが、日常的には同じのものとして扱われております。

 

■金利

 

上で挙げた「実物利子」に対して、貨幣の貸し借りで生じた利子を「貨幣利子」や「金利」と呼びます。

現代の社会では、お金を使って、「物との交換」を行うので、「利子」というのは、「金利」を指すことがほとんどです。

単利と複利?長期と短期? 金利の種類と特徴

言葉の違いがハッキリしたので、次は金利の種類とその特徴について解説していきます。

ここで紹介するのは、「単利と複利」など、ついになっている言葉をご紹介します。

 

■単利と複利

 

単利と複利とは、利子の計算方法です。もっと言うと利子の付き方が変わります。

例えば100万円を年間10%で運用した場合、単利であれば毎年の利息をそのまま受け取るので、1年目は10万円、2年目も10万円となります。

しかし複利になると、毎年の利息を、元金の100万円に上乗せして運用を行うので、一年目の10万円を

元金に足して、110万円を運用するようになり、二年目の利息は11万円になります。

このように複利は運用期間が長ければ長いほど、利息の付き方が加速度的に増えていきます。

このことから「複利は人類最大の発明だ」とも言われています。

 

■長期金利と短期金利

 

長期金利と短期金利の違いはそのまま期間を表すもので、境界線1年になります。

取引期間が1年を超えるものは長期金利であり、住宅ローンや銀行での融資の目安になります。

反対に、取引期間が1年以内のものは短期金利となり、普通預金の金利として使われることもあります。

 

■固定金利と変動金利

 

固定金利と変動金利は、住宅ローンに多くみられるものです。

固定金利とは、借入時に完済までの金利が決まり、同じ利率がずっと続くタイプになります。

途中で金利が上がり、負担額が増えるリスクがありませんが、変動金利タイプに比べて金利は高めです。

変動金利とは、市場の金利に合わせて、数か月ごとに変動するタイプの金利になります。

固定金利タイプより、金利が安い傾向にありますが、市場の金利が上がれば負担額が増えます。

 

ここまでくれば、街中や雑誌に掲載してあるローンやキャッシングの広告を見ても、どういう仕組みで金利がかかるか分かるようになります。

では最後に金利の計算について解説します。

間違えると大変な金利の計算

金利と必ずと言っていいほどセットになっている「」の文字。

ご存知の通り、これは「貸したお金に対して、どれくらいの割合で利子が掛かります」という表記です。

しかし、この場合の計算に、自信のない方が非常に多いようなので、例を出して解説します

その際に、とても参考になるのがこちらの計算式。

  利用残高 × 実質年率 ÷ 365 × 利用日数 = 利子  

この式を使うと、ひと月あたりの利子計算が簡単にできるので、ぜひ活用してください。

 

 

例:「消費者金融で、50万円を年15%の利率で借りた場合の一か月の利子」

これを式に当てはめると、

500,000 × 0.15 ÷ 365 × 31= 6,369円 になり、これが、50万円に加わります。

そして、この月に15,000円の返済をしたとなると、返済残高は、

500,000 + 6,369 – 15,000 = 491,369 になります。

さらに翌月になると、

491,369× 0.15 ÷ 365 × 31= 6,259円 の利子が加わります。

そして、先月と同じように15,000の返済をした場合の返済残高は、

491,369 + 6,259 – 15,000 = 482,628 なります。

 

 

このように、上記の式を用いることで、利息の計算が簡単にできるようになります。

これは元金の50万円が0になるまで同じ計算を行います。

上記の例を見てわかるとおり、毎月かかる利息は意外と負担が大きいものなので、お金を借りる機会があれば、

借りる前に、利率はもちろんのこと、返済期間や毎月の返済額を必ず計算することをお勧めします。

 

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