本記事の要約
・相手の質問には、まずはイエスかノーで答えることが大切
・トラブルの際は、「何が悪いのか」ではなく「どうすれば解決なのか」を考える
・文章にしてみるとオカシイと分かるが、会話の中では無意識の人が多い
最近あった出来事を例にして
最近、人と話していて「ん???」となることが非常に多いのです。
日本語が不自由だとか、語彙力がないと言う意味ではありません。
例1.先日、大手量販店で机を買ったときの話。
店員「本日在庫がありませんので、受け取りは11月9日午前10時以降となります」
俺「わかりました、あと軽トラって借りれます?」
店員「え…軽トラで運ぶほどのものでしょうか…?」…①
俺「いえ、バイクなんで運べないんですよ」
店員「そうですか、軽トラは予約された方が優先となります」
俺「では、11月9日の午前10時は他の方の予約が入ってるんですか?」
店員「予約お取りしましょうか?」…②
…というやりとり
店員の発言で2か所気になる点がありますね。
まず①、軽トラで運ぶかどうかは客が決めること。
バイクの他にも徒歩や自転車で来ている人もいるはず、重さもそこそこあるから手で持っていくわけにもいきません。
その上、俺の「軽トラを借りられるか?借りられないか?」という質問の答えになっていない点です。
そして②の発言
俺は「11月9日の午前10時は他の方の予約が入っているんですか?」と聞いたのです。「俺の予約を取ってください」と頼んだわけではありません。
予約を取るかどうか?じゃなくて先客の予約があるかどうかを聞いただけ。
まずはイエスかノーで答えることが大切
受け答えの際は、まず相手の質問にイエスかノーで答える。
その後に、情報を加えていく。というのが会話の正しいやり方です。
例2.最近お風呂の給湯器を替えた実家でのやりとりです。
母「給湯モードをオフにするな!」
俺「え?どれ?」
母「給湯器を冷やすな!」
俺「これか?」(オフにしたボタンを押すが、オンにはならない)
母「オフにすると凍っちゃうから!」
俺「どうすればいいの?」
母「凍ったら使えなくなっちゃうから!」
この場合、俺が知りたいのは「どのスイッチを押せば給湯モードがオンになるか」であり「給湯器が冷えるとなぜ悪いのか」ではないんです。
オンにするスイッチの場所さえ言えば万事解決なのに、何が悪いかの説明をだらだらとしているのが問題となります。
トラブルの際は「何が悪いのか」の説明ではなく、「どうすれば解決なのか」を先に言うことが大切です。
というように、文章にするとオカシイのは一目瞭然。
ですが、実際の会話の中では、無意識のうちにこんな状態になっている人も多いはずです。
上記のことを意識して会話することを心がけてみてはどうでしょうか。
これが出来ない人はバカに見えます。気を付けましょう。