田中と杉浦の弾丸ヤンキースが前代未聞のWヘッダー防衛戦決意
2014年11月12日 11時00分
田中将斗(41=ゼロワン)と杉浦貴(44=ノア)の弾丸ヤンキースが、主要タッグ王座では史上初となる昼夜ダブルヘッダーでのタイトル戦開催を決意した。
ヤンキースはGHCタッグとNWAインターコンチネンタルタッグの両王座を保持する。24日夜のノア後楽園ホール大会ではGHCタッグV4戦(対丸藤正道、モハメド・ヨネ組)が決定したが、これだけでは物足りない。
田中は「24日は昼にゼロワンの興行がある。そこでもベルトをかけたい」と同日正午開始のゼロワン後楽園大会で、NWAインターコンチネンタルタッグ王座V3戦を開催することを決めた。ただでさえ過酷なタイトル戦、しかも異なる王座の防衛戦をダブルヘッダーで行うのは異例中の異例。だが、田中には絶対的な自信がある。
その裏付けは、10月30日から11月8日まで10日間で9戦をこなしたうえ、ノアのグローバルリーグ戦では最後まで優勝戦線に残ったことだ。「絶好調なんです。今日だってトレーニングやっているし、まだまだいける。昼夜でタイトル戦をやっても過酷でも何でもない」と涼しい表情で話した。相棒の杉浦も「ウチらは誰もやったことがない領域に上っていく」と田中の考えに異存はない。
昼の対戦相手は未定ながら、田中は「ゼロワンにノア、そして(15日から)タッグリーグをやってるW―1から成績上位チームが出てきてくれても構わん」と3団体に呼びかけた。「40代のオッサン2人がベルトを巻いてガンガン戦ってるチームはほかにないやろ?」。弾丸児は偉業達成へ視界良好だ。
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