2014年11月12日14時03分
北九州市小倉北区の代々木ゼミナール小倉校で男子予備校生が刺されて重傷を負った事件で、福岡県警は12日、同校に通う同市八幡西区則松2丁目、予備校生中島政夫容疑者(30)を殺人未遂と銃刀法違反の疑いで逮捕し、発表した。「刺したことは間違いない」と容疑を認めているという。
小倉北署によると、中島容疑者は11日正午ごろ、同校4階の自習室で、持っていた包丁(刃渡り約16・5センチ)で、同市門司区の男子予備校生(19)の左胸など数カ所を刺して殺そうとした疑いがある。男子予備校生は約3カ月の大けがをして入院している。
約1週間前に中島容疑者が別の予備校生と口論になっているのを、この男子予備校生が仲裁したことがあったという。中島容疑者は「目が合ってにらまれた。口論になった」と話しているという。署は動機などについて詳しく調べる。
中島容疑者は事件後、近くの交番に「人を刺した」と出頭したが、手に切り傷を負って入院していた。
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朝日新聞社会部
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