ナンパして即セックスをしていると、必ず一度は頭をよぎるのが、

「こいつとセックスして大丈夫なんか・・・」

という不安です。

その不安の正体は、性病やHIVの恐怖。

俺はナンパブログをやっていて、ツイッターのフォロワーには多くのナンパ師がいます。
せっかくなので、ここでHIVについて調べたこと(にわかだけど)や、性病の経験について記しておきたいと思います。

HIVとは、Human Immunodeficiency Virus（ヒト免疫不全ウイルス）のことで、病原体から身体を守る細胞に感染するウイルスのことです。

たまに混同している人がいるけど、「エイズ」というのは、HIVが増殖して免疫が非常に弱まった状態のことで、HIVに感染してから平均8年くらい経った後に発症すると言われています。
でも、1991年にHIV感染を発表したプロバスケット選手のマジック・ジョンソンがまだ生きてることからも、今の医療の進歩で、エイズの発症はかなり抑えられるようになっていると思って間違いないでしょう。

HIVについては、このサイトに詳しく載っているので暇な時に読んでみてください。
http://www.hivkensa.com/whatis/

上記のサイトによると、HIVに感染する確率は以下のようです。

暴露経路（感染リスク）	1回あたりの暴露で感染する可能性（％）
輸血	90％
静脈注射ドラッグ使用時の針の共有	0.67％
アナルセックス（受け入れ側）	0.5％
針刺し事故	0.3％
膣を使ったセックス（女性側）	0.1％
アナルセックス（挿入側）	0.067％
膣を使ったセックス（男性側）	0.05％
フェラチオ(受け入れ側）	0.01％
フェラチオ(挿入側)	0.005％

非常に低い確率だけど、フェラされても感染する可能性があるので、注意が必要です。

我々一般人のHIV感染リスクは藤沢数希さんのメルマガで一度議論されています。

日本の一般人女性のHIV感染率をかなり多めに見積もって0.1%とし、
男性がHIVポジティブの女性と１回セックスした場合に伝染る確率を
0.05％として、年に100回ぐらい男がコンドーム無しでセックスするのを10年続けると、ど
れぐらいの確率でHIVになるのか見積もってみましょう。

日本で男性が、不特定多数の日本人女性とコンドーム無しで1000回（年100回を10年続
ける）セックスした場合に、HIVに感染する確率は、次のようになります。

「第83号 HIV感染リスクを考える、米雇用統計上振れ、六本木の高級中華で上海蟹、ボーイフレンド・クラッシャー、小悪魔戦略再考、他」
http://magazine.livedoor.com/press/7909

細かい計算式は通常の引用の範囲を超えてはいけないので割愛しますが、藤沢数希さんのメルマガでは、上記の条件でHIVに感染する確率は

0.05%

と推定されています。

年100回、10年間、生でやりまくって、0.05%くらいの確率。

メルマガでは、HIVの危険性を軽視してはいけないけれど、恋愛(=セックス)とビジネスは取るべきリスクであり、そこで逃げ腰になるわけにはいかない、と結論づけています。
その代わり、他のリスクを最小化することでトータルのリスク量をコントロールするべきだと。

確率的にはHIVはそれほど恐ろしいものではなさそうですが、それよりも鬱陶しいのが性病です。
性病は普通に感染する。
泌尿器科の医者曰く、クラミジアは、クラミジアポジティブな人とセックスしたら50%くらいの確率で感染すると言っていました。

ホントかよって感じなんですけど、こんな記述もあります。

一般の高校生を調査したところ、性経験者のうち、女性では13.1％、男性では6.7％が感染していたとの報告があります。
http://www.std-lab.jp/stddatabase/chlamydia-trachomatis.php

一部のモテ男が感染を広めている可能性はありますね。

実際、性病になったことがあるって子は意外と多くて、
普通に可愛い銀行員の子が、

「私、昔性病になったことあって・・・」

みたいな話をしていて驚いたこともあります。

ヤリチンと付き合ってた子は一回はなってるんじゃないかな。

かくいう俺も、大学生のときに、性病になったことがあるんだけど、これは本当に悲しかった。

思い出すと、怒りで口調が変わるくらいだ。

部活の先輩に連れられて行ったピンサロ。
5,000円でひと抜きみたいな店だったと思う。

仲間で話して、

「指名はなしで行こうぜ」

という話になり、出てきたのはブタゴリラだった。

どんなに目をつぶっても、念じても、美女を想像しても、勃たなかった。

ペロペロと下手くそなフェラをされ、一度も勃つことなく時間が過ぎた。

俺は凹んだが、それほど高い出費でもなかったので、まぁいっかと眠りについた。

翌朝俺を襲ったのが、猛烈な激痛だった。

小便をするとき、先っぽが痛い。
ずっと痛い。

放っておくと、パンツに膿のようなものが出ている・・・。

目の前が真っ暗になった。
人生の終わりかと思った。

淋病とクラミジアをもらっていた。

痛みは淋病のせいだった(クラミジアはあまり症状に出ない)

性病は喉からも移る。
チンポくわえる系の風俗嬢はかなりの確率で性病を持っている可能性が高い。

風俗通いをする非モテが渡り鳥みたいになって、風俗嬢から風俗嬢へ、感染が広がっていくからだ。
風俗嬢の友達も複数いるからわかるんだけど、あいつら、まともな性病検査なんてやってない。

「くわえる前にチンポを洗って、そこで痛そうな顔したら性病ってわかるから。
そういう人は触らないから大丈夫」

なんて自信満々で言ってるけど、それじゃ全ての性病を見抜けるわけ無いだろ。

クラミジアや淋病は、泌尿器科で尿検査してもらえば診察できる。
抗生物質をもらって、一週間くらいで完治するんだけど、それより怖いのがピンポン感染だ。

性病に気付く前に、セックスしてしまう。
女の子に移る。

自分は性病を治す。
完治したはずなのに、移してしまった女の子と再びセックスして、またもらってしまう。

これがピンポン感染。

だから、性病にかかってしまったら、関係した全ての人にちゃんと説明するか、
二度とセックスしない覚悟を決めるかしなければならない。

個人的には、ちゃんと伝えた方がいいと思う。
女性は泌尿器科行くよりも、産婦人科に行くほうがいい。
知らない男の医者にアソコを見られるのは嫌だと思うから。

性病にかかっていたりして、炎症がある場合は、HIVに感染する確率も2倍～50倍程度跳ね上がるので(HIVは粘膜の傷口から感染するから)、
性病検査はこまめに行っておいた方がいいと思う。
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/iryo/koho/kansen.files/sti.pdf

特にクラミジアは、男の場合は症状が出にくく、感染に気付きにくい。
女の子のアソコからオリモノのようなものが出てきて、初めて気付くこともある。

性病は基本的に不幸なので、不幸を感染させないように気をつけよう。

ナンパにモラルを。
チンポにゴムを。

レッツ・セーフティ・セックス。