発症前に「アルツハイマー」の可能性判定 世界で初めて開発

11/11 04:55
発症前にアルツハイマー病になる可能性を判定できる血液検査を、国立長寿医療研究センターなどの研究グループが、世界で初めて開発した。
国立長寿医療研究センターと島津製作所によると、アルツハイマー病の発症前には、脳内に特殊なたんぱく質が蓄積することから、そのたんぱく質の蓄積の有無によって、発症前の段階で、アルツハイマー病になる可能性を判定できる血液検査を、世界で初めて開発したという。
研究グループは、これにより、アルツハイマー病の発症予防薬や、根治薬の開発も期待できるとしている。
研究に参加したノーベル化学賞受賞者の田中耕一さんは「健康診断などのオプションとして、数万円程度での実用化を目指したい」と話した。

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