11月 11 2014
iPhoneを初期化(復元)する方法・手順
iPhoneを初期化(復元)する方法をまとめました。iPhoneの調子が悪くなった時はこの手順で。
iPhoneの初期化
iOS8.1にアップデートしてからどうもiPhoneの調子が悪いので3年ぶりくらいに初期化してみました。割と今更な記事ですがせっかくなので記録として残しておきます。
基本的にはバックアップを取る→復元とやればOK。ネット上(iCloud)にバックアップを作成する事によりiPhone単体でも復元は可能ですが私はおすすめしていません。
基本的にはPCと繋いでiTunes経由でやりましょう。
iPhoneの初期化の手順
まずはiPhoneのバックアップを取りましょう。操作は基本的にPC上で行います。
PCにiPhoneを接続してiTunesを開き、「このコンピュータ」にチェックを入れ、更に下の「iPhoneのバックアップを暗号化」にもチェックを入れて「今すぐバックアップ」をクリック
この「iPhoneのバックアップを暗号化」にチェックを入れていないとパスワードやLINEのトーク履歴が復元できません。必ずチェックを入れましょう。
◆関連記事
iPhone・AndroidのLINEアカウント引き継ぎ方法。データ移行の手順
バックアップが終わったら「iPhoneを復元」をクリック。この際iPhone側で「iPhoneを探す」の項目をオフにする必要があります。「設定」→「iCloud」→「iPhoneを探す」でオフにしましょう
工場出荷時の状態に戻してもいいか聞かれるので「復元」をタップ。これで初期化されます
しばらく待つとこんなメッセージが出ます。勝手に消えるので無視してOK
キャリアのアップデートがあったなら「アップデート設定」をクリックしましょう
まっさらな新しいiPhoneとして使いたい場合は「新しいiPhoneとして設定」、今回のように元に戻す場合は該当するバックアップを選んで「続ける」をクリック
しばらくするとiPhoneが何回か再起動し、指紋の登録とかiMessageのアドレス指定とかの簡単な初期設定画面になります。
それが終われば完了。今までのiPhoneと同じ環境で使えます。ただ今回私がやった時はアプリの同期がされておらず、全アプリがアップデート待ちみたいな状態になりました。
アイコンは出ているけど色が薄くなっておりタップが効かない状態ですね。これはちょっと不明です。全部使える状態で復元されると思っていたのですが。
iPhone単体での初期化・復元
iPhone単体でやる場合はこちらの手順。PCではなくiPhone上で操作します。
まずは「設定」→「iCloud」→「バックアップ」から「今すぐバックアップを作成」をタップ
バックアップが終わったら「設定」→「一般」→「リセット」から「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップ
これでデータが消え初期化されます。自動的にiPhoneは初期設定の画面になりますがそこでiCloudに保存したデータを復元すればOK。
ただこのやり方だとLINEのトーク履歴なんかはおそらく消えると思います。
実際に試したわけではないですが、iTunesにあった「iPhoneのバックアップを暗号化」の設定項目が見当たらなかったので。
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なぜiCloudをおすすめしないか
iCloudは「充電中でかつ画面のロックがかかっている時に自動で中身のデータをネット上にバックアップを取ってくれる」という機能。
便利な仕組みだと思うのですが使える容量は5GBまでです。5GBは普通に使っていれば9割の人がそれ以上の容量を必要とするくらい小さなもの。
写真とアプリだけでもそれくらいは消費するはずで、5GBしかないからバックアップする項目を選ぶというのも馬鹿らしい話。
月額100円で20GBに拡張できますが、それもなんだか抵抗がありますよね。
データのバックアップをクラウドに置くのは悪くはないのですが、それはファイルを色々な場所で出し入れする時に利用すべきもの。
全データのダウンロードが必要なiPhoneの中身なんかは基本的にはローカル(手元のPC内)に置くべきです。高速のWi-Fiでないとダウンロードに時間もかかります。
最近のiCloudは同期時に不具合が起きる事もありますし、大事なデータを移動する際はやはり手元で有線で繋ぐのが確実性のある方法。iCloudは上級者向けです。
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【初期設定】iPhoneを買ったら最初にやるべき設定まとめ。初期設定の手順
PCがない方はiCloud上にバックアップを取るしかないですが、今の時代は自分用のPC持っておく事をおすすめ致します。