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スキーのタイ選手 五輪出場資格獲得で不正
11月12日 1時18分

ソチオリンピックのスキー、アルペンの女子大回転に出場し、バイオリニストとして知られるタイのヴァネッサ・ワナコーン選手がオリンピックの出場資格を獲得した大会で不正を行ったとして、国際スキー連盟は11日、ワナコーン選手を4年間の出場停止とする処分を決めました。

国際スキー連盟によりますと、ワナコーン選手は、ことし1月、スロベニアで行われた女子大回転の大会でオリンピック出場に必要なポイントを獲得し、ソチへの出場資格を獲得しました。
しかし、国際スキー連盟の調査で、この大会はワナコーン選手側の求めで開かれ、特にワナコーン選手がオリンピック出場に必要なポイントを与えるために競技結果が操作されていたことが分かったということです。
国際スキー連盟の調査によると、▽2つのレースの記録に参加していない選手の結果が載っている、▽レース途中に転倒したにもかかわらず10秒以上タイムが修正され2位になった選手がいるなどの不正があったということです。
国際スキー連盟では、一連の不正に関わったとして、大会の関係者5人を1年間から2年間の資格停止としたほか、ワナコーン選手を4年間の出場停止とする処分を決めました。
ワナコーン選手は、著名なバイオリニストで、ソチオリンピックの女子大回転では、最下位の67位でしたが、その経歴から注目を集めていました。

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