11月11日の産経新聞は,”
在特会桜井氏が会長退任の意向 サイトで表明、退会も
「在日特権を許さない市民の会(在特会)」の桜井誠会長は11日、動画サイト「ニコニコ生放送」で退任する意向を表明した。16日に予定されている会長選に出馬せず、唯一、立候補している八木康洋副会長が後任に就く見通し。桜井氏は任期満了の30日で在特会から退会することも明らかにし、今後は「一個人として活動していく」と述べた。
公安当局によると、在特会は平成18年12月に結成され、桜井氏が会長を務めてきた。ネット上の登録会員は約1万5千人で、デモ行進に参加するのは数十~100人程度という。”と報道した(リンクは
こちら)。
「
桜井誠会長は11日、動画サイト「ニコニコ生放送」で退任する意向を表明した」とあるが、大変驚いた。
桜井会長のブログの1日のエントリーに、
「
在特会にとっても行動する保守運動にとっても重大な岐路に立たされている今、在特会会長として決意を込めたデモとなります。数週間後にはこの言葉の意味がわかるかと思いますが、今は一人でも多くの方にご参加頂けるよう心から望む次第です。」
とあったので(リンクは
こちら)、何のことかなと思っていたのであるが、このことだったようである。
どんなに優秀な人物であれ長い間、団体のトップを占め続ければどうしてもマンネリということが起こるから、いつかはこういう日もあろうかと思ったが、意外に早いという印象である。
また「
唯一、立候補している八木康洋副会長が後任に就く見通し」にも驚いた。
というのは確かに今、「
後任」ということでは「
八木康洋副会長」以外にはあり得ないのではあるが、八木君については勤務先から在特会活動への参加を控えるよう指示されていると聞いていたからである。
その点については勤務先との折り合いが付いたのか、それとも退職の決意を固めたのかは、まだ明らかにはなっていない。
いずれにせよ桜井会長との間で相当突っ込んだ話し合いが持たれたものと思われる。
それから「
桜井氏は任期満了の30日で在特会から退会する」についても驚いた。会長職からの引退は理解できるが、果たして「
退会」はどうしても必要だろうか。
勘ぐって言えば次の報道にその答えがあるかもしれない。
11月11日の産経新聞は,”
菅官房長官「具体的な動き承知していない」 解散準備加速に
菅義偉官房長官は11日午後の記者会見で、自民、公明両党で衆院解散・総選挙に向けた準備が加速していることについて「具体的な与党内の動きは承知していない。(解散は)首相の専権事項であり、私がコメントすべきではない」と述べた。”と報道した(リンクは
こちら)。
田母神氏が頑張れ日本の会長職を降りたのと同じように、ひょっとしたら次の飛躍への身辺整理の意味かもしれない。
- 2014/11/11(火) 22:29:31|
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