15年度は2校で官民一体型校がスタート
「武雄市」(佐賀県)は、2015年度から既存の公立小学校5校を順次「官民一体型学校」としてオープンすることを決定しました。
武雄市が目指す「官民一体型学校」では、学習塾「花まる学習会」(さいたま市)と連携し、官民が一緒になって生徒の生き抜く力を育む新しい教育を行う小学校を創設。
「花まる学習塾」は、これまでも長野県や熊本県の公立小学校で授業を行っています。
「花まる学習会」の主要なカリキュラムを「モジュール授業」として日常的に実施し、野外体験のメソッドを導入するなど、花まる独自の学習指導方法を活用します。
従来の授業とどのように変化するかを時間割でイメージ。武雄市が配布した資料より。
15年4月からは「武雄市立武内小学校」と「武雄市立東川登小学校」の2校が指定校に。16年度4月には「武雄市立朝日小学校」、「武雄市立橘小学校」、「武雄市立若木小学校」の3校が準備校として決定。
市内には全16校の小中学校(小学校11校、中学校5校)がありますが、今後も準備ができた学校から指定校として追加していく予定です。
教育移住への取り組みも加速
武雄市の教育改革の取り組みについて、11月16日(日)17時30分~18時に「さいたま市文化センター」大ホール(埼玉県さいたま市南区根岸1-7-1)にて説明会が開かれます(「花まる学習会」代表・高濱正伸氏の講演会「父親だからできること」のあとに開催)。
高濱氏のほか、「官民一体型学校」に参加する武雄市の小学校長も登壇する予定です(予約不要、参加無料)。
さらに、武雄市の取り組みに関心のあるファミリーなどを対象とした「移住体験ツアー」を、2015年1月17日(土)に実施する予定。
当日は、武雄市駅前で集合解散となり参加は無料(要申し込み)。詳細は、武雄市定住促進サイト「お住もう部屋」にて発表される予定です。
【武雄市・官民一体型学校実施校】
- 2015年4月開校:武雄市立武内小学校、武雄市立東川登小学校
- 2016年4月開校:武雄市立朝日小学校、武雄市立橘小学校、武雄市立若木小学校
Related Articles