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プロフィール
山内善行(やまうち・よしゆき)
株式会社QLife代表取締役
1965年生まれ、東京大学工学部都市工学科卒。ボストンの都市計画・商業施設開発コンサル会社を経て、1994年に株式会社カレンを設立、代表取締役に就任。2006年にカレン会長に就任、株式会社QLifeを設立する。
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医者は耳たぶを、「耳垂(じすい)」と呼ぶんですね。
腫瘍ができて少し痛み始めたので、またアテローマだろ、さっさと摘出しよ、と形成外科へ。アテローマ=粉瘤とは、「皮膚の皮」が「皮膚の内部」に袋を形作るようにできてしまい、「皮膚の皮」から新陳代謝で老廃物(垢など)が出るので「皮膚の内部」で老廃物の塊を抱えた袋が膨らむ、という現象です。外からは「コブ」に見えます。
前回のアテローマは背中。4年前です。その時は、まず「感染した老廃物」を外にブチュと出し、炎症を抑え、その後で「空になった袋」を切開摘出するという3段構えでした。一気に摘出しても問題ないはずですが、形成外科医は痕がなるべく残らない方法をとります。
部位は違えど再発、、、突然変異が身体に起きやすい(&修復されにくい)お年頃になったのでしょう。
かつてアテローマ摘出手術をしてくれた美人女医を再受診しました。
「腫瘍サイズが小さいうちに来てくれたから、手術は簡単ね♪」と褒められるかと思っていたら、意外にも、背中の時より丁寧にやらないといけない、とのこと。
「耳たぶは皮下ボリュームがないぶん、摘出後の空洞をそのままくっつけるとペチャと形がいびつになります。それに耳は目立つので、縫合で表面がクチャっとシワにならないようにもしたい。だから、ジグザグにメスを入れて切開線を長くして、面的に縫合しなきゃいけないかも。」
なるほど、素人にはわからないもんですな。
すぐ手術をお願いしました。4年前と同じく、説明を受けて、同意書署名、血液検査、、、、そして当日はリストバンドを付けられ、パンツ一枚で手術用の服を着て、帽子を被り、、、手術台に横たわりました。左手指に端子、右腕に血圧計、そして胸に心電図パッドをつけるとピッ、ピッ、ピッと機械的な心拍音が鳴り始め、準備完了。2回目だと、こっちも慣れたものです。
4年前と違うのは、繰り返し自分のフルネームを訊かれたこと。何度も何度もしつこいなあ、、、とは思いません、事前に「安全確認のためなので、しつこいですがご了承を。」と言われたからです。
「麻酔しますよー、痛いのこれだけですからねー」
「はいー」
「もう一回チクリとしますからねー、頑張ってくださいねー」
「はいー」
その後は、パチッパチッと電メスの音がして(お、脂肪を剥がしてるな?)、、、患部がクイクイと引っ張られ(お、縫ってる?)、、、、カチャンカチャンと別の音がして(む?これはなにやってんだろ、ああビデオで見たい)、、、と、ほどなく「完了です」の声。
手術台のうえにいたのは、15分くらいでした。寝つきが良い私は1度イビキをかいて笑われました。
肝心の手術料は16600円→3割負担で5000円弱。相変わらず安過ぎる。
手術室の設備を使い、執刀医1人、手術室看護師が4人、担当科からの付き添い・申し送り看護師が1人、合計6人の医療従事者にお世話になってこの金額です。単体では病院は赤字です。
もちろん、事前・事後の診療とか、血液検査(自費のHIV検査含む)とか、摘出した腫瘍の病理検査とか、もろもろあるので最終的にはトントンに近づくのかもしれませんが。
過去の関連ブログ
⇒『粉瘤腫(ふんりゅうしゅ、アテローマ)の摘出手術は、こんな風でした』
⇒『ふんりゅうで、初の手術を受けることに?』
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