第一生命経済研究所 経済調査部 副主任エコノミスト 藤代宏一氏
従来予想の115円に追加緩和要因を上乗せし年末120円、来年125・130円も
ドル円は、速いペースで高値へ駆け上がったので、どこかの時点で調整は入るだろう。しかしここもとの経済状況や円安の大きな流れの背景にある米経済の強さや、日米金融政策のベクトルの相違といった、これまでもいわれてきた前提は何も変わっていない。いままさにそれが具体的な現象となって、ドル買い・円売りとして実現しているところ。基本的に中長期のドル高・円安の見方を変える必要はまったくないと思っている。
これはユーロとドルの関係についても同様で、ユーロドルについては当初の1.28ドルの下値目標を1.24ドルに下方修正しても突破してしまった。1.23ドルに目標を置き直さなければならないとみている。要は基本的にドル高の流れが続くと思う。
ドル円に関しては、もともと追加緩和を織り込んでいないで115円程度を予想していた。緩和の分を上乗せして、年末で120円ぐらいまで上振れがあってもおかしくない。2016年までこの流れが続き、125円や130円も十分に視野へ入ってくると予想している。
従来予想の115円に追加緩和要因を上乗せし年末120円、来年125・130円も
ドル円は、速いペースで高値へ駆け上がったので、どこかの時点で調整は入るだろう。しかしここもとの経済状況や円安の大きな流れの背景にある米経済の強さや、日米金融政策のベクトルの相違といった、これまでもいわれてきた前提は何も変わっていない。いままさにそれが具体的な現象となって、ドル買い・円売りとして実現しているところ。基本的に中長期のドル高・円安の見方を変える必要はまったくないと思っている。
これはユーロとドルの関係についても同様で、ユーロドルについては当初の1.28ドルの下値目標を1.24ドルに下方修正しても突破してしまった。1.23ドルに目標を置き直さなければならないとみている。要は基本的にドル高の流れが続くと思う。
ドル円に関しては、もともと追加緩和を織り込んでいないで115円程度を予想していた。緩和の分を上乗せして、年末で120円ぐらいまで上振れがあってもおかしくない。2016年までこの流れが続き、125円や130円も十分に視野へ入ってくると予想している。
関口
最終更新:11月11日(火)20時29分
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