2014-11-12 「100社落ちる」というリアリティ&アンリアリティ
よく就職活動で「100社落ちた」とか言う人がいて、あれって比喩なのかリアルな数字なのか、イマイチよくわからないよね。
そういう人って「100社って、どこなの?」の企業名も開示しないから、リアリティをもって想像できない。
で、ちょっと考えてみた。
あたしが今、一流大学の新卒学生だったとして、100社落ちるって可能なのかなって。
たとえば、次の 100社を受けてみたら・・・?
★★★ (順不同)★★★
トヨタ自動車
日産自動車
ホンダ
三菱自動車
マツダ
★★★ 5社 ★★★
デンソー
アイシン精機
ヤマハ発動機
スズキ
ダイハツ工業
★★★ 10社 ★★★
JR東海
JR東日本(関西ではJR西日本)
日本航空
ANAホールディングス
東急電鉄 (関西では阪急電鉄)
★★★ 15社 ★★★
日本郵船
日本通運
ヤマトホールディング
凸版印刷
大日本印刷
★★★ 20社 ★★★
旭硝子
新日鉄住金
三菱重工業
IHI
小松製作所
★★★ 25社 ★★★
ファナック
東レ
三菱マテリアル
住友電気工業
三菱ケミカル
★★★ 30社 ★★★
ブリジストン
富士フイルム
武田薬品
大塚ホールディングス
アステラス製薬
★★★ 35社 ★★★
ソニー
パナソニック
シャープ
東芝
日立
★★★ 40社 ★★★
日本放送協会(NHK)
フジテレビ
テレビ朝日
電通
博報堂
★★★ 45社 ★★★
小学館
講談社
集英社
リクルート
カドカワドワンゴ
★★★ 50社 ★★★
三菱商事
三井物産
三菱地所
三井不動産
鹿島建設
★★★ 55社 ★★★
資生堂
ワコール
花王
ニコン
キヤノン
★★★ 60社 ★★★
アサヒビール
サントリー
キリン
味の素
明治ホールディングス
★★★ 65社 ★★★
旭化成
JTB
HIS
三越伊勢丹(関西ではエイチツーオーリテイリング)
楽天
★★★ 70社 ★★★
任天堂
東宝
オリエンタルランド
サンリオ
ベネッセ
★★★ 75社 ★★★
アマゾン
グーグル
アップル
ヤフー
DeNA
★★★ 80社 ★★★
日本生命
東京海上
損保ジャパン
日本銀行
東京三菱UFJ銀行(関西では三井住友銀行)
★★★ 85社 ★★★
財務省
金融庁
経済産業省
外務省
総務省
★★★ 90社 ★★★
東京電力(関西では関西電力)
東京ガス(関西では大阪ガス)
日本たばこ(JT)
NTT
DoCoMo
★★★ 95社 ★★★
マッキンゼー
ゴールドマンサックス
プロクター&ギャンブル
スリーエム
日本コカコーラ
★★★ 100社 ★★★
こうやって書いてみると、よくわかるよね。100社落ちるなんて( 100社受けさえすれば)簡単なことだなって。
つまり学歴なんて関係ないのよ。こうやってリストしてみると、東大生でも慶大生でも 100社くらいは簡単に落ちるってわかるでしょ。
てか、もしあと 100社受けたら、合計 200社落ちるのも難しくない。このリスト作る時、絞り込むの苦労したもん。ちょっと有名な企業を並べるだけで、スグ 200社くらいになる。
つまり、「100社落ちる」ってのは、結構かんたんなコトなんです。
「うちの子は一流大学に入れたから大丈夫」なわけじゃない。実際“いい大学”に行ってるはずの子供が、就活に苦労しまくってるのを見て、驚いてる親とかたくさんいる。
100社落ちる人と、そうならない人。その差は学歴ではありません。違うのは「他の何か」なんです。
それは何だって?
↓
それが分からない人が、100社落ちるんです。
そんじゃーね