最終更新日時:2014年 11月 12日 0時 06分

東大阪市議会の副議長 政務活動費でブランドバッグ購入

樽本丞史副議長 動画を見る

東大阪市議会の副議長が、支援者に送る広報誌の郵送代やブランド物のバッグの購入代金を政務活動費から不正に支出していたことがわかりました。

自民党東大阪市議団に所属する樽本丞史副議長は、支援者に送る広報誌の郵送代約22万円を議会の政務活動費から不正に支出していました。

また、「パソコンの周辺機器」としてパソコンを入れるバッグを4万7000円で購入していましたが、政務活動費にはなじまないとして購入代金を返還しました。

【東大阪市 樽本丞史副議長】
「ちょっとメーカーのほうは、私もはっきりはあれなんですけど…」
Q.調べて分かるよりは、今、言ったほうがいいのでは?
「正直、ゼロハリバートン(ブランド物)やと思います。申し訳ございません、本当に申し訳ございませんでした」

東大阪市議会では公明党所属の議長が不適切な政務活動費の支出で議長を辞職する意向を明らかにしていますが、樽本副議長も副議長の辞職を検討すると話しています。

2014年 11月 12日 0時 06分 更新

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長男への傷害容疑の父親 不起訴

「嫌疑不十分」で不起訴に 動画を見る

大阪市住吉区で生後3ヵ月の長男にやけどを負わせた疑いで父親が逮捕された事件で、大阪地検は父親を不起訴としました。

不起訴処分となったのは、大阪市住吉区に住む韓国籍の27歳の男性です。

男性は去年11月、自宅で生後3ヵ月の長男に2度にわたってやけどを負わせた疑いで先月、逮捕されていました。

約2ヵ月後のことし1月に長男は死亡しています。

大阪地検は男性について「嫌疑が不十分」としていて、不起訴の詳しい理由を明らかにしていません。

2014年 11月 12日 0時 04分 更新

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”開運グッズ”販売会社が脱税容疑 容疑者が関係資料ばらまく?

(左から)河本容疑者、寺尾容疑者、中島容疑者 動画を見る

「開運グッズ」を販売していた会社の実質的経営者ら5人が、約6400万円を脱税した疑いが強まり、大阪地検特捜部に逮捕されました。
容疑者が抵抗したのか、自宅から事件の関係書類がばらまかれる異例の強制捜査となりました。

法人税法違反の容疑で逮捕されたのは、大阪市の会社役員・河本大介容疑者(34)と寺尾拓也容疑者(37)、中島昇容疑者(61)らあわせて5人です。

5人は2010年、河本容疑者が実質的に経営していた開運グッズの販売会社「アドライン」で経費を実際よりも多く計上して、約6400万円を脱税した疑いがもたれています。

2010年度は約8億円を売り上げていたという「アドライン」。

しかし2年前に「願望・妄想が3日ですべて叶う」とのうたい文句でブレスレットを販売して、業務停止命令を受けました。

【記者】
「午前7時、大阪地検の捜査員が河本容疑者の自宅に捜索に入ります」

11日朝、特捜部が強制捜査に着手した直後、河本容疑者の住むタワーマンションの前では予期せぬ事態が。

高層階から降ってくる茶封筒。

その後には紙が…。

【記者】
「どこから降って来たん?」

なんと、事件の関係書類でした。

【捜査担当者】
「どこのベランダ?」
【カメラマン】
「見えてない、見えてない、どこからかは分からない」

【捜査担当者】「これ何?知ってます?」
【捜査担当者】「多分そうですね」
【捜査担当者】「そう?」
【捜査担当者】「そうやと思います…」

強制捜査に抵抗しようとしたのでしょうか。
書類をばらまいたとみられる河本容疑者はその後、特捜部の任意同行に応じ逮捕されました。

特捜部は河本容疑者らの認否を明らかにしていません。

2014年 11月 11日 19時 29分 更新

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大阪市交通局の随意契約 「73%が不適切」

大阪市交通局・藤本昌信 局長 動画を見る

契約をめぐる問題が相次いで発覚している大阪市交通局で、この1年半に結ばれた随意契約のうち、7割以上で不適切な手続きが行われた疑いがあることが分かりました。

【大阪市交通局・藤本昌信 局長】
「市民の皆さんの信頼を大きく損ないましたこと、心から深くお詫び申し上げます」

大阪市交通局では、藤本昌信局長ら幹部がシンポジウムの運営を受注した大手広告代理店と会食していたほか、藤本局長の知人の書道家の作品が駅の壁画に採用されるなどの問題が発覚しています。

これを受け大阪市が交通局でこの1年半に結ばれた随意契約1335件を調査したところ、73%にのぼる980件で、必要な審査を経ずに契約するといった不適切な手続きが行われた疑いが浮上しました。

調査の最終結果は、来月中旬までに取りまとめられる予定です。

2014年 11月 11日 19時 30分 更新

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大阪市課長が業者と会食 カジノ調査の公募中止

大阪市経済戦略局(大阪・住之江区) 動画を見る

交通局に続き、大阪市幹部の不適切な行為です。
カジノを含む統合型リゾート・IRの誘致を担当する大阪市の課長が、公募に参加する可能性のある業者と会食していたことが分かり、公募は中止されました。

大阪市によると、担当課長はことし7月、IRに関する民間の勉強会に出席後、会に参加していた関係業者5社と居酒屋で会食をしました。

この担当課長は、IR候補地の調査を委託する公募の前に関係業者約30社に公募の開始日を知らせるメールを送っていて、市が調査を進めていました。

会食について担当課長は「割り勘だった」と説明していますが、市の規定では、契約担当者が入札の可能性がある業者と飲食することを禁止しています。

会食をした業者は公募には参加しなかったものの、市は「公正を阻害する恐れがある」として公募を中止しました。

2014年 11月 11日 19時 35分 更新

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「がんに効く」 ニセ薬販売容疑で女逮捕

櫻田智美容疑者(35) 動画を見る

「がんや認知症に効く」などとうたい、市販の健康食品を医薬品としてインターネットで販売していたとして、35歳の女が兵庫県警に逮捕されました。

薬事法違反の疑いで逮捕されたのは、東京都新宿区の櫻田智美容疑者(35)です。

警察によると櫻田容疑者は、知人から購入したにんにくの錠剤などの健康食品あわせて860錠を、医薬品と偽って、インターネットで3人の客に2万2500円で販売した疑いがもたれています。

「がんや認知症などに効果がある」と、ネット上にうたい文句が書かれているのを兵庫県警の捜査員がサイバーパトロールで発見し、捜査していました。

ニセの医薬品は、押収したパソコンなどから全国で少なくとも50人以上に販売されたとみられますが、これまでに健康被害の報告は無いということです。

調べに対し櫻田容疑者は、「間違いありません」と容疑を認めています。

2014年 11月 11日 19時 35分 更新

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郵便業務でアスベスト被害 初の公務災害認定

1970年代の荷役作業の様子 動画を見る

神戸港の郵便局で勤務していた男性が中皮腫で死亡したのは輸入されたアスベストを取り扱ったのが原因だとして、公務災害と認められました。
郵便業務に従事する職員の認定は、全国で初めてです。

公務災害が認定されたのは、3年前に中皮腫により70歳で死亡した兵庫県の郵便局の元職員の男性です。

支援団体によりますと、男性は1961年に神戸港郵便局に配属になり、港に入港した船に乗り込み、郵便物の受け渡し作業をしていました。

神戸港は1970年代、日本有数のアスベストの輸入港で、積み荷を扱う労働者にアスベストによる健康被害が相次いでいます。

当時は積み下ろし作業で袋が破れるなどして岸壁に大量のアスベストが飛散していて、男性も船便を扱った際に吸い込んだものとみられます。

郵便業務に従事する職員がアスベストによる公務災害に認定されたのは、全国で初めてです。

2014年 11月 11日 19時 38分 更新

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奈良ドリームランド跡地 入札者ゼロ

最低入札価格は7億3000万円

8年前に閉園し放置されてきた『奈良ドリームランド』の跡地が公売にかけられましたが、入札者は現れませんでした。

『奈良ドリームランド』は1961年に開園し、ピーク時には年間160万人が訪れた人気の遊園地でしたが、少子化の影響や大型テーマパークなどに客を奪われたことで来園者が激減し、8年前に閉園しました。

甲子園球場、約8個分の広さの跡地は、奈良市中心部の一等地ですが、市街化調整区域に指定されていて、原則、開発や建築行為ができません。

また、条例で風致地区に指定されているため、高さ10メートル以上の建物を建てることはできないなど厳しい規制があり、活用方法が決まらず放置されてきました。

奈良市は、最低入札価格7億3000万円で11日、公売にかけましたが、入札者は現れませんでした。

厳しい建築規制のほか、遊具の撤去などに相当な費用がかかることなどが入札の足かせになったとみられます。

2014年 11月 11日 19時 30分 更新

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コンビニ店長に土下座強要 男2人に有罪判決

大阪・茨木市

大阪府茨木市のコンビニエンスストアで店長たちに因縁をつけ土下座を強要した男2人に対し、大阪地方裁判所は11日、執行猶予のついた有罪を言い渡しました。

【中村剛被告】
「うるさい!黙れこら!お前ほんま」
【野仲史晃被告】
「謝ってすまへんって。だから土下座や」

元会社員の野仲史晃被告(46)と無職の中村剛被告(39)は、大阪府茨木市のコンビニエンスストアで店員の対応に因縁をつけて店長たちを土下座させ、タバコ6カートンを脅し取った恐喝の罪に問われました。

仲間がその様子を動画で撮影し、インターネットに公開していました。

【野仲被告】
「(仲間が)店に車で突っ込むって言ってるで、知らんで。これとこれ、銘柄。1つとか2つとかちゃうぞ?2カートンずつ」

裁判の中で弁護人は、不動産販売の営業マンだった野仲被告がかつて、客からクレームがあると菓子折りを渡し土下座をして対応してきた経緯を明らかにし、「野仲被告が誤った習慣を持ってしまっていた」と情状を訴えていました。

大阪地裁は判決で「被告はいずれも、店側が謝っているのにバイクで集団走行するグループの威力を示しながら執拗に責め立てていて悪質」と指摘。

一方で、「反省の態度も示していて示談も成立している」として、2人にそれぞれ、執行猶予4年のついた懲役2年の有罪を言い渡しました。

2014年 11月 11日 19時 36分 更新

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大阪市のIR担当課長が業者と会食 公募中止

公平性が保てない」として公募中止 動画を見る

カジノを含む統合型リゾート・IRの大阪市への誘致を担当する課長が、公募に参加する可能性のある関係業者と会食していたことが分かり、大阪市は公募を中止しました。

大阪市によると、担当課長はことし7月、市内で開かれたIRの勉強会に出席後、参加していた関係業者5社と居酒屋で会食をしたということです。

市の調査に対し、課長は「割り勘だった」と説明しています。

課長は、公募の前に複数の関係業者に公募開始日を知らせるメールを送ったことも分かっていて、市が調査を進めていました。

市は先月からIR候補地の調査業務委託の公募を行っていましたが、「公平性が保てない」として中止を決めました。

2014年 11月 11日 15時 05分 更新

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杉本類ちゃん アメリカで心臓移植成功し帰国

「日常生活ができる幸せを深くかみしめている」 動画を見る

重い心臓病を患い心臓移植でしか助からないと診断された大阪の2歳の男の子が、アメリカでの移植手術に成功し、帰国しました。

杉本類ちゃん(2)は、生後3カ月で「拡張型心筋症」を発症し、心臓移植でしか助からないと診断されました。

しかし、国内では子どもの臓器提供が進まないことから、募金活動を経てアメリカに渡り、ことし3月に移植手術を受けることができました。

その後、無事退院し、類ちゃんは1年8ヵ月ぶりに自宅に戻りました。

【類ちゃんの父・智広さん】
「家族で食卓を囲み、公園で遊び、同じ寝室で眠るという入院している時にはできなかった普通の日常生活ができる幸せを深くかみしめている毎日です」

両親は日本でも子どもの移植医療が進んで欲しいと話しています。

2014年 11月 11日 15時 05分 更新

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