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【奈良】ドリームランド跡地公売も買い手つかず

11/11 13:10

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8年前に閉園した遊園地「奈良ドリームランド」の跡地が、11日、公売にかけられましたが入札は1件もなく、買い手はつきませんでした。

「奈良ドリームランド」は、1961年に開園し、最盛期には年間およそ160万人の来園者でにぎわいましたが、娯楽の多様化などで来園者が減少し、2006年に閉園。管理会社が固定資産税を滞納したため、去年、奈良市がおよそ30万平方メートルの跡地を差し押さえました。建物やアトラクションは放置され廃墟と化しています。管理会社は差し押さえに異議申し立てを行いましたが、市は退け、公売に踏み切りました。7億3000万円の最低入札価格に対し、入札は1件もありませんでした。跡地に開発規制があることや複雑な権利関係が解消されていないことなどが要因とみられます。市は改めて公売にかけ、売却先を探したいとしています。

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