10年前から予告! 大前研一氏が説く、新時代を勝ち抜く論理的思考術
- 2014/11/11
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- U-NOTE編集部
大切なのは、いかに論理的に考え、その根拠を示すことができるか
「そんなことはない。自分の経験から言って間違いない」と反論する人もいるかもしれない。では、「どうしてそれで問題が解決できるのか。その論拠を示してほしい」と言われたときに、あなたは答えられるだろうか。さらに「あなたが前提としているのは、じつは仮説でしかない。その仮説を実証するだけの証拠はありますか」と問い詰められたときに、その証拠を示すことができるだろうか。
論理的思考は、原因を浮き彫りにする段階から始まっている
しかしこれらは原因ではなく、現象(結果)にすぎない。実際には原因はこの中のいずれか一つであって、他はそのただ一つの原因から生じている場合が多いのである。
たとえばオフィス機器の販売をしているA社が「マーケットシェアが低い」という問題を抱えていたとする。問題の原因を探るために、まずA社のデータと業界のシェアを収集して分析してみたところ、仮に「A社のマーケットのカバー率は7割ある」「A社の入札時の競合勝率は2割である」ことがわかったとしよう。(中略) ここで、私ならこう考える。「営業マンは元気を出せ」とハッパをかけて、たとえカバー率を7割から8割に上げたとしても、競合勝率が20%のままでは、80%×20%で16%にしかならない。14%のシェアは2%しか増えないわけだ。ところが競合勝率を仮に5割にできたとしたら、カバー率は現状維持のままでもシェアは35%にまで上がる(カバー率70%×競合勝率50%=35%)。
もしカバー率を上げるために営業マンが疲れきっているのなら、カバー率をむしろ落とすことを考えてもいい。「カバー率は60%でいいから、競合勝率を50%に高める」ことを目標にすれば、それを実現したときには今の倍以上の30%のシェアを取れることになるからだ(カバー率60%×競合勝率50%=30%)。(中略) このケースでは、営業マンには「足を棒にして歩くのはやめなさい。必ず勝てる提案書を書きなさい」と言うべきなのだ。
仮説はしょせん仮説。真の原因を知らずして、本当の解決にはたどり着けない
ここはまだ解決策の結論を出す段階ではない。その前に、競合勝率が低い原因は何か、商品の問題なのか、それとも値段に問題があるのかを明確にすることが必要だ。
問題解決力とは、 仮説を裏付けていくために労を惜しまない行動力であり、 それが絶対に正しいと結論づけられるまで徹底的に考える思考力であるとも言えるだろう。
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良い上司は聴き上手 部下に問題解決を促す育成技術「アクティブリスニング」
- 2014/11/07
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- Rio
アクティブリスニングはただ聴くだけじゃない!
アクティブリスニングは話し手に自分で気付く力を与えてくれる
耳、目、心の3点傾聴で相手の話をもっと聞き出せる!
耳で聴く
目で聴く
心で聴く
あなたは意外とあなたのことを知らない。仕事のイライラ解消のヒントは「嫌なこと」を知ること
- 2014/11/07
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- Rio
自分と向き合っていますか?
自分が嫌なことには実はチャンスがいっぱい!
三流の人は、人の話を聞かない。二流の人は、人の話を聞く。一流の人は、人の話を聞いて実行する。
これは、出来ない人は自分の嫌なことをストレスに感じるだけ、出来る人は自分の嫌なことをしないように気を付ける、さらに出来る人は自分の嫌なことを工夫して活かす、ということです。自分の嫌なことが何かわかっていてこそ、工夫して活かすことが出来ますよね。
自分を知るための一歩は「嫌なこと」を知ること
いつでも繋がれる時代に、誰とも繋がらない時間を。思考力や創造力を高める「一人の時間」の大切さ
- 2014/11/07
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- Rio
一人の時間は誰にでも必要なもの
一人の時間が創造を生み出す
実は、CMプランナーが一番働いているのは、手帳に何も予定が書いてない「白紙の時間」なのです。そこが、まさに“考えている時間”ですから。
私の場合、以前にも紹介しましたが、毎日午前中の10時から12時までを「企画をする時間」と決めています。仕事が忙しかったり前の晩遅くまで飲んでしまったとしても、この時間をいかにキープし続けるか、ということが大事なのです。
年をとるにつれて、考え事をする時間や退屈な時間が大事だと思うようになった。退屈な時間はとてもクリエイティブな状態なんだ
このように、仕事で成功をおさめている多くの人が意識的に一人の時間を取ることで創造的なものを生み出し続けています。
一人の時間を持つことは関わりを断つことではない
インターネットの普及により、SNSなどで気軽に誰とでも繋がれる時代だからこそ、完全に一人になるのはなかなか難しいかもしれません。しかし、仕事中に5分だけ一人になってみる、一人でランチに出かけてみる、夜寝る前の5分だけ自分を見つめ直す時間を作る、といったように意識的に一人の時間を作ることは出来るはずです。