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 鹿児島県の伊藤祐一郎知事と池畑憲一県議長は10日、東京・霞が関の経済産業省で宮沢洋一経産相と会談、九州電力川内(せんだい)原発(同県薩摩川内市)の再稼働に同意したことを報告した。

 会談で宮沢経産相は感謝の意を示したうえで、「同意をいただいたといっても、周辺住民や県民全員が納得しているわけではない。理解を深める努力をしてほしい」と要望した。伊藤知事は「住民に理解して頂かないと、長くは続かない。一生懸命やらないといけない」と応じた。

 その後、報道陣の取材に伊藤知事は、来年夏以降、原発政策を説明する住民説明会を鹿児島市などで開く考えを明らかにした。経産省など国の担当者を招き、再稼働への住民の不安に答える場を目指すという。

 同県議会は7日に再稼働推進を求める陳情を賛成多数で採択。伊藤知事は記者会見で同意を表明した。書類の審査は続いており、再稼働は年明け以降とみられている。(小池寛木)