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 山口県宇部市は10日、同市に「ふるさと納税」をした希望者に、「お礼」として宝くじを贈る制度を始めた。市内で販売された宝くじで高額当選が続いたことにあやかり、納付額のアップを狙う試行策。総務省の担当者は「お礼に宝くじとはあまり聞いたことがない」と話している。

 ふるさと納税は自治体に2千円を超す寄付をすると、超えた分が所得税と住民税から差し引かれる制度。同市には今年4~10月に689万円が納付された。市は地酒や産直品をお礼として送ってきたが、宝くじに着目した。

 宝くじ販売などの事務を受託しているみずほ銀行によると、昨年の年末ジャンボ宝くじは、宇部市内の売り場から1等・前後賞合わせて7億円の当たりくじが出た。2009年から3年連続で年末ジャンボの1等が出ている。

 納付額1万円を1口として最大5口、1口につき10枚(1枚300円)の抽選前の宝くじを贈る。宝くじ発売終了の10日前までに納付した希望者が対象で、年末ジャンボ宝くじ(1等の当選金5億円)だと12月9日締め切り。グリーンジャンボ宝くじでも行う。市の担当者は「市内で高額当選が続いている話題性にあやかり、納付額増加を図りたい」と意気込む。(大野博)