たくさんの祝勝コメント、ありがとうございました
今回のブログは、今までの記事で一番
自分の中に色々な想いがあって、どうまとめるべきか
正直、書き始める前からとても悩んでいます
2014年11月9日、この日は生涯きっと忘れることのない1日になりました。
まずは、みなさんにお礼と謝罪から
私達のファンのために開いたイベントなのに、当日試合に出場することを
私の活躍を応援するのが自分たちの役目だと、私の選択を励ましてくれたみなさんに感謝すると同時に
不手際があり、せっかく会いにきてくれた方、出展メーカー様、関係者各位に大変ご迷惑をおかけしました。
申し訳ございませんでした。
たくさんのエネルギーを持たせてもらったから、今回の結果が起こったのだと今ではそう思ってます
NBCチャプターチャンピオンシップ西日本決勝戦
各チャプターのシリーズ戦を勝ち抜いた選手がさらに、その地区のブロックチャンピオンシップでのTOP5を決めた選手のみに出場権が与えられるプレミアムな1年間最後の公式戦です
その戦いの舞台がまさか津風呂湖に選ばれたこと、ここに私の名前があること。
奇跡の連鎖は、最後に本当に奇跡を起こしてくれたんです
もうこのバスを桟橋に持ち帰ったときから、堰を切ったように涙があふれて止まらなかった。
大勢の人前でこれほど泣いたことが今まであっただろうか。
私はよく感情が表に出にくい人間だと言われてこの20数年間過ごしてきたのに、
あふれた気持ちを抑えることがどうしてもできなかった。
乗っていたボートの番号は、ラッキーナンバー13
ボートに乗せたのは、たった1本のベイトタックル
昨年のこの時期、奇しくも同じ雨の日の津風呂湖バスカップという大会で
ビッグスプーンで2本、ビッグバスを目の前でバラしちゃった
その日から何度も挑戦した。
今年のバスカップもずーっとスプーン投げました。
他の人にも、「ダイラッカばかり投げてたね」って言われました
でも結果は出ず
まさか、今年マグナムスプーンがやってきて、流行して
ここ最近の津風呂の大会の結果が、1本3キロ弱で優勝というデータが続き
1発津風呂の3キロをやるしかない
エコ認定(公式大会で使用可)のダイラッカしかない
そんな思いで選びました
涙で前が見えないし、重たくて長い階段が一層現実と認識させてくれなかった
津風呂湖のトーナメントに出るようになって3年間、
何度も何度も辛い思いもしたけど、良い思い出もあった香束筋で
1尾、3050g
ダイラッカで、最初根がかりだと思った50アップ
ロクマル様には届かなかったけど、津風呂らしい愛しいブラックバス
暫定チャンピオンシートから結局降りることなくウェイインショーが終わった
結果、遅刻のペナルティ-200gを受けたけど一番高いところに立つことになりました
とても大きな優勝カップ。私にはその質量以上に重く感じたよ
ラッキーフィッシュで勝って、語ってもいいのか
いや、このラッキーはりんりんブログ読者のみんな、この試合に送り出してくれた全ての方の想いが起こしてくれた奇跡だから
それは胸を張って、私が自慢してもいいファンの方々への恩返しじゃないのかなってそう信じてます
ついに、やりましたよ夢がひとつ叶いました
公式戦ではずっといいとこ無しだった私。
釣り大会が楽しかったから、はじめたトーナメント生活。
しかし、その選手生活はとても楽しいことばかりではありませんでした。
正直、こんなに制限される状態でとても試合が好きで続けられるのか疑問すら抱いていました。
トーナメントを辞めようか、何度も色々な方に指摘され悩み続けました。
仕事を犠牲にしてまで、試合を優先する3年間でした。
周知の事ですが、現在のバス業界ではとても「バスプロ」で生計を立てれる時代ではもはやありません。
他に経済基盤がある恵まれた人間にしか、やっていけないものなんです。
日本のトーナメントでは賞金なんて、普段の練習やかかる費用を考えれば到底割に合いません。
よく聞かれますが、私は「釣りガール」という職業以外収入はありません。
もちろん、家は全くもって裕福ではありません。
でも、こんな私が「釣り」だけで生活できて、トーナメントでも勝てることを証明すれば!
きっと、将来を大好きな釣りで仕事にしたいと思う若者が増えると思うのです。
夢が無ければ、きっとそんな場所に未来はありません。
私に与えられた役割は、釣り人口の拡大。これに尽きるのでしょう。
だから毎週末のイベントも試合も最大限に頑張りたいし、結果を残さなければならない。
そしてトーナメントがあるからこそ、今バス釣りができるフィールドがいくつも存在します。
津風呂湖もそのひとつになっています。
だから、もっとバストーナメントが活気づいて、みんなに参加してもらいたいと思ってます。
敷居は高いかもしれませんが、近年のメディアはそんな覚悟を持って闘っているローカルのプロに注目するように変わってきています。
本当に釣りが上手い、強いプロはローカルにあります。本当に、簡単には勝たせてもらえません。
だからこそ、まずは名前を挙げたいのならトーナメントで成果を出すことが近道なんじゃないかなと思います。
未来のスターを目指す人を増やすために、私は一般の釣り大会からでもこれから色々開催できるよう企画していきたいと思っています。
1夜明けても部屋に優勝カップがあることから、そろそろ実感してきました
改めて、応援してくださったみなさま、スポンサーのメーカー様・お店様
心より感謝申し上げます
https://www.youtube.com/watch?v=RSZ7nMW7Ujg
大会当日のウェイインショーの動画です。