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【社会】

上野東京ライン3・14開業 常磐線 品川まで

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 JR東日本が上野−東京駅間(三・八キロ)に造る新線「上野東京ライン」は、来年三月十四日に開業することが決まった。乗り換えなしで北関東と東京や品川が結ばれ、利便性の向上や混雑緩和が期待されている。JR東日本が三十日、ダイヤの概要とともに発表した。

 新線の開業で上野駅止まりの東北線(宇都宮線)、高崎線、常磐線は、平日午前八〜九時に計三十四本のうち各五本計十五本が乗り入れる。常磐線は品川駅まで運行し、ほかの二線は横浜方面まで運行するが、終点はまだ決まっていない。東京駅止まりの東海道線は、この時間帯はすべて宇都宮線や高崎線へ直通する。それ以外の時間帯の直通本数は未定。

 上野駅発着の常磐線特急電車「スーパーひたち」「フレッシュひたち」は、停車駅が少ないタイプを「ひたち」、主要駅に停車するタイプを「ときわ」と改称。午前十時〜午後四時のすべてと、夕方と夜間の一部電車は品川駅発着になる。高崎線の特急「草津」「あかぎ」は、これまで通り上野駅発着。

 山手線、京浜東北線の上野−御徒町駅間は、朝のラッシュ時で混雑率が200%を超えている。だが、上野東京ラインの開業で180%程度に緩和される見込みという。

 

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