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サッカー天皇杯 高校生不参加の方向で検討
11月10日 23時30分

サッカーの日本一を争う天皇杯、全日本サッカー選手権について、日本サッカー協会は、高校生の年代のチームの公式戦の日程が過密になっていることから、来年度の大会から参加を認めない方向で検討していることが分かりました。

サッカーの天皇杯は、プロとアマチュアの垣根を越えて高校からJリーグまでのチームがトーナメント方式で男子の日本一を争う大会で、高校チームや同じ年代のユースチームにとっては公式戦でプロに挑む貴重な機会です。
94回目となる今年度の大会には、都道府県の予選を勝ち抜いたモンテディオ山形ユース、山梨学院大学付属高校、それに徳島市立高校の3チームが出場していました。しかし、ここ数年は高校生の年代で公式戦が増えて天皇杯の都道府県予選と日程が重なるケースが出てくるなど、過密日程が課題となっていました。
こうしたことから、日本サッカー協会では、来年度の天皇杯から高校生の年代のチームの参加を認めない方向で検討しているということで、近く結論を出す方針です。

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