大学を悩ませる卒業生らの置き土産、放置自転車。年に1千台以上を撤去する大学もある。「特効薬になれば」と、じわりと広がるのが自転車シェアリングだ。一方、学生自身が立ち上がった大学も。工具を手にリサイクルに汗を流す。

 京都大の吉田キャンパス。コーンで区切られた駐輪スペースの一角で経済学部3年の藤田啓輔さん(20)が自転車を出そうとしていた。荷台には小さな機器が付けられている。

 同大が10月から本格導入した自転車シェアリング「COGOO(コグー)」の自転車だ。藤田さんは「週に2回は使います。学内の移動に便利です」と話した。