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 仁川地検は29日、仁川アジア大会の水泳会場で韓国メディアのカメラを盗んだとして、競泳日本代表の冨田尚弥選手を窃盗罪で罰金100万ウォン(約10万円)の略式起訴処分とした。聯合ニュースが伝えた。冨田選手は即日納付したという。

 地検関係者は「被害者は処罰を望んでいないが、被害品が高価(時価約800万ウォン)だったため、韓国人と同じ基準を適用した」と話した。出国停止措置が解除され次第、帰国する。冨田選手は25日午前11時ごろに、プールサイドでカメラを盗んだ疑いがあり、容疑を認めた。