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　財務省は７日、２０１３年７月～１４年６月の密輸取り締まりの状況を発表した。旅客機による密輸品持ち込みの摘発が前年同期比４６％増の１１８件と、比較できる過去１０年で過去最多になった。全体の摘発件数は１３３件で、関税などの脱税額は約４億３千万円だった。

　金を手荷物などに隠して旅客機で持ち込むケースが目立つといい、金の密輸による脱税額はこの４年で３倍超増えた。摘発した密輸の品目では、たばこ、化粧品、バッグが多く、国別では韓国からが全体の６割で最多だった。